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MONO消しゴムから文字が消えた なくてもわかる新商品を発売 「余計な心配せず集中してもらおうと…」

withnews のロゴ withnews 2017/08/17 withnews

 青白黒のストライプがトレードマークの「MONO消しゴム」。そんな人気文具に本日、ケースに文字が入っていない新商品が加わりました。なぜわざわざ文字を消したのか? 抜群の知名度があるから文字は不要ということなのか? トンボ鉛筆に理由を聞きました。

MONO消しゴムとは

 MONO消しゴムが世に出たのは1967年。商品として発売されたわけではなく、最高級えんぴつ「MONO100」のおまけとして付けたのが始まりでした。

 生ゴム製の消しゴムが主流だった中、プラスチック消しゴムのMONOは「よく消える」と評判になり、2年後に独立した製品として発売。その後、シェアを拡大しながら「消しゴムのスタンダード」として定着し、現在に至ります。

 文字やロゴマークに加え、色彩やCMなどの「音」、動画の「動き」なども商標登録できるよう特許庁が対象を広げる中で、MONO消しゴムの青・白・黒の3色柄は今年3月、セブン―イレブン・ジャパンがコンビニの看板などにしている色彩とともに「色彩のみからなる商標」として、初めて登録が認められました。

文字なしの理由は

 そんなMONO消しゴムが本日18日から、従来品に加えて、青白黒のモノストライプのみの「文字なしMONO消しゴム」(2個入り、メーカー希望小売価格は税込み129円)の販売を開始しました。

 色彩の商標が認められたことを受けた新商品かと思いきや、トンボ鉛筆の広報担当者は理由をこう説明します。

本日発売された「文字なしMONO消しゴム」=トンボ鉛筆提供 © withnews 本日発売された「文字なしMONO消しゴム」=トンボ鉛筆提供

 「商標の件とは関係なく、受験生向けの商品として企画しました」。

 試験会場での所持品や服などに文章などがプリントされたものを制限するケースがある中で、「文字がないMONO消しゴムが欲しい」という要望があったそうです。

 2015年には、トンボ印のみを刻印した鉛筆「モノマークシート用〈無地〉鉛筆」を発売。こちらが好評だったことを受けて、「書く」「消す」の受験文具シリーズとして、今回の消しゴムを追加したといいます。

紙ケースを外しちゃえば?

 文字がないものが欲しいというのであれば、紙ケースを外して使えばいいのでは?と思ってしまいますが、その点については「ケースを外すと使い心地がいつもと異なりますし、本体も割れやすくなってしまいます」(広報担当者)。

 2個入りで販売する理由については、「試験会場での文具等の貸し借りが禁じられているからです。受験生は、消しゴムを机から落とした場合の予備用として2個持参することが一般化しています」とのこと。

 細かな点まで受験生に配慮した今回の商品。広報担当者は「余計な心配をすることなく、試験に集中してもらいたいと思います」と話しています。

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