古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

“卒業ソングの定番”に新たな動き? 井上苑子、SHISHAMOによる等身大の楽曲に注目

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/03/10 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 3月に入り、今年もまもなく卒業シーズンのピークを迎えようとしている。すでに慣れ親しんだ土地を離れたり、新生活の準備を始めたりしている人も多いのではないだろうか。そんな季節の到来にあわせて、音楽配信サービスのレコチョクが『現役大学生に聞いた!「あなたにとって卒業とは?」』(参考:http://recochoku.jp/headline/research_ao2/?affiliate=6603001146)を調査し、そのランキング結果を公開。また、音楽コミュニティアプリ・nanaを扱う株式会社nana musicも、10代のnanaユーザー1000人を対象にした『3月に歌いたくなる卒業ソングランキングTOP10』(参考:http://nana-music.com/blogs/20170303-01/)を公開した。 (参考:卒業ソングのMVはこちら) ■現役大学生が選ぶ卒業ソングランキング(レコチョク) 1位:「3月9日」レミオロメン

2位:「YELL」いきものがかり

3位:「道」EXILE

4位:「旅立ちの日に」合唱

5位:「卒業写真」荒井由実

■30代社会人が選ぶ卒業ソングランキング(レコチョク) 1位:「卒業写真」荒井由実

2位:「3月9日」レミオロメン

3位:「卒業」尾崎豊

4位:「my graduation」SPEED

5位:「贈る言葉」海援隊

■イマドキ10代が選ぶ!3月に歌いたくなる卒業ソングランキング(nana music) 1位:「桜ノ雨」halyosy feat.初音ミク

2位:「3月9日」レミオロメン

3位:「旅立ちの日に」合唱曲

4位:「道 」EXILE

5位:「証」flumpool

6位:「YELL」いきものがかり

7位:「さくら(独唱)」森山直太朗

8位:「さよならメモリー ズ」supercell

9位:「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」アンジェラ・アキ

10位:「栄光の架け橋」ゆず

 各世代共通の傾向として、長い年月に渡り歌い継がれてきた名曲が上位にランクイン。1975年発表の荒井由実「卒業写真」は、コブクロやいきものがかりなど多くのアーティストに度々カバーされており、レミオロメン「3月9日」は、繰り返しCMやテーマソングに起用されていることがランクインの理由の一つとして挙げられるだろう。そして、最近ではいきものがかり「YELL」やflumpool「証」のように卒業式の合唱にJ-POPが採用されることも多く、10代や大学生には合唱曲としても人気である。そして、10代のランキングにhalyosy feat.初音ミク「桜ノ雨」やsupercell「さよならメモリーズ」のような動画サイト発のボカロ曲がランクインしていることは、世代感が表れた一つの傾向といえる。  このように、数々の定番曲が存在する卒業ソング。近年では、10〜20代が歌う等身大の楽曲が次々と発表されている。シンガーソングライターの井上苑子が歌う「君に出会えてよかった」(2016年)は、リリースタイミングで高校を卒業した井上のリアルな思いが込められた卒業ソング。背中を押してくれるようなポジティブな歌詞と明るいメロディからは旅立ちへの希望がうかがえ、誰もが抱く“変化することへの不安”を吹き飛ばしてくれる。  井上のように卒業生の目線から学校生活を振り返るものもあれば、SHISHAMOの「さよならの季節」(2015年)は、「卒業生を見送る生徒」の視点から物語が広げられている。「自分を忘れて欲しくない、ずっと繋がっていたいのに」そんなもどかしさは、誰にでも経験し得ること。好きな人に訴えかけるような歌詞に心が締め付けられ、共感するリスナーも多いことだろう。  10〜20代という“卒業”に身近な世代が歌う等身大の卒業ソングは、同世代の人々の心に一層響くのではないだろうか。これから卒業を迎える人たちにこそ、これらの楽曲を聴いてみてほしい。 (竹内夢乃)

Real Soundの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon