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「カラスの日」を祝う愛好家の集い 本物のカラスもゲストで登場!

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/09/15 山根大地/イベニア

「髪はカラスの濡れ羽色」と言って、日本では万葉集の昔から黒く艶やかな女性の髪の毛を形容するのにカラスが使われてきました。最近では嫌われ者となってしまう場面もありましたが、カラスはずっと日本人の暮らしの近くにいた身近な鳥。よく見ると本当はかわいいかもしれません。

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英語でカラスは「クロウ」だったり羽の色が「くろ」だったりするところから、9月6日は『カラスの日』となりました。『カラスの日』を記念日登録したのは、このイベントを主催した「カラス友の会」です。イベントなどでカラスの日を盛り上げるために、「一般社団法人 日本記念日協会」にて登録したそう。

そんなカラスの日を2日後に控えた9月4日に、カラス愛好家が集まる「『カラスの日』を全力で祝っちゃうナイト 第2弾」が新宿のNaked Loftで開催されました。

カラス愛好家大集合!本物のカラスもゲストで登場

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筆者の「カラス好きの人はそんなにいるのだろうか?」という予想とは裏腹に会場は満員です。この日は『黒服特典』で特製のステッカーがもらえることもあり、黒い服を着たカラス愛好家たちで埋め尽くされました。

「カラスは頭がよくて家族を大切にする鳥」とみなさん口を揃えます。近くで見ると、実はとても愛らしい顔かたちをしているのだとか。中には、害鳥として嫌われていることに憤る人も。そして、『カラスの教科書』の著書もある東京大学の松原始先生も、カラス愛好家として参加していました。

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しかし、なんといってもこの日の注目ゲストは、本物のハシブトガラスの油煙(ゆえん)くです。生後7ヶ月くらいのときに人間に保護されたという油煙くん。大人のカラスとしては少し体が小さいそうですが人間によく慣れています。そして、まん丸のつぶらな瞳が印象的です。

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サッカー日本代表もカラス好きの仲間!?

記念式典は「カラス友の会」主宰・吉野かぁ子さんのあいさつから始まりました。日本神話に伝わる三本足の『ヤタガラス』をエンブレムとするサッカー日本代表がワールドカップ出場を決めた、というカラス界の明るいニュースも伝えられ会場は盛り上がっていきます。

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そして、カラスの歌の定番『ななつのこ』を全員で合唱。さらに、くす玉割りはスペシャルゲストの油煙くん。見事に成功しました。

式典の最後はみんなで乾杯。この日は、カラスのように黒い公式カクテルの『メキシ“カラス”コーク』も販売されていました。味は普通のメキシコークで、ライムが効いていておいしいです。

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前半は、油煙くんの保護主で動物保護団体スクウの甲本永久さん、パフォーマンス集団「毒蟲」主宰の月花さん、そしてカラス好き芸人のアヒル武士さんといったゲストを交えてのトークライブです。

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まずは、カラスの基礎知識から。「『カラ』と鳴く鳥(す)」というのがカラスの名前の由来だそう。日本で見られるカラスには、オラオラ系のハシブト、職人気質のハシボソ、そして冬だけ北からやってくる渡り鳥のミヤマとコクマル、ワタリガラスという種類があること、などなど。カラス初心者には初耳の情報も、愛好家なら知っていて当然!?

ほかにも「2017年カラスのニュース」、「ヒナの成長・実録53日」などをテーマにカラス愛あふれるトークが続きました。

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カラスとゴミ袋の対決

後半は、カラスの油煙くんがチャレンジするゲーム大会です。さまざまな障害物を乗り越えて大好物のリンゴをゲットできるでしょうか?

第一の刺客は杉並区のカラス除けゴミ袋「散らカラ~ズ」。カラスの目には中身が見えないというこのゴミ袋にリンゴを隠します。すると油煙くんリンゴを発見できず。1回戦は惨敗に終わります。カラス除けの効果はばっちりのようです。

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第二の刺客は、本物ではなく食品サンプルのリンゴ。第三の刺客は、カラスの天敵といわれるフクロウの模型。会場では油煙くんがリンゴを発見できるかクイズ大会が行われ、全問正解者にはその高い機能が実証された「散らカラ~ズ」が贈呈されました。

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夜が更けるまでカラ友の交流は続く

そして、参加者同士が親交を深める「広がれ『カラ友』の輪!大懇親会」も開催。参加者の中には自作のカラスグッズを販売する人もいます。細密画あり、トートバッグあり、カラスの巣をイメージした手作りの帽子ありで、どれも素晴らしい出来栄えのものばかりです。

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カラス愛好家同士の交流は名残を惜しむように夜遅くまで続きました。そして、それぞれが思い思いの「カラスの日」を過ごすことを誓って家路に着いたのでした。

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本物のカラスを間近に見る機会はあまりありませんでしたが、見てみると思ったよりもかわいい鳥です。人間の一番身近にいる野生動物であるカラスには、ペット動物が持っていない気高さや凜々しさがあります。本当は人間が勝手に嫌いになっているだけなのかも……。明日からカラスを見る目が変わりそう。そして、カラスの日をみんなで祝いましょう。

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(山根大地/イベニア)

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