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「ヤフオク」に「元彼グッズマーケット」登場 恐る恐るのぞいてみると……

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2017/07/11
「ヤフオク」に「元彼グッズマーケット」登場 恐る恐るのぞいてみると……: 元彼グッズマーケット告知ページより © ITmedia NEWS 提供 元彼グッズマーケット告知ページより

 ヤフーが運営するオークションサイト「ヤフオク」で6月下旬、公式企画「元彼グッズマーケット」が始まった。別れてしまった“元彼”からプレゼントされたり、元彼のために買った商品で、不要になった物を、ハッシュタグ「#yahuoku元彼」付きで出品してもらおうという企画だ。どんなグッズが出品されているんだろう……恐る恐るのぞいてみると、そこには小さなドラマがあった。

 「元彼グッズマーケット」は6月27日にスタート。「元彼には申し訳ないけれど好みではないもの、新しい彼のために残しておくのははばかられるものは友人や知人に譲るのはアレだし、捨ててしまうのも心がとがめる」ものなどを出品してもらう企画だ。

 「元彼」にまつわるアイテムなら男女関係なく出品できるが、プライバシーに関わるもの、元彼に特定されてしまいそうな出品は控えるよう呼び掛けている。

 「あなたは後ろを振り返らず、新しい恋に、自分磨きにまい進してください」――説明ページで担当者は、こんなふうに出品者の背中を押している。

●出品物に、小さなドラマ

 7月11日午前9時時点で、ヤフオク内を「#yahuoku元彼」で検索すると、20個の商品がヒット。ジュエリーやバッグの出品が多い。

 各出品物の説明文は、商品のブランドや状態、サイズなどを淡々と説明しているものがほとんどだが、ある指輪の説明文で、こんな内容に出合った。

 「頂き物です。いくらしたの? と聞きましたら、片手越え、両手にいかないくらい。と答えの帰ってきたリングです」「この度、諸事情により手放さなけれらならなくなりました」

 ……この会話はどんな場所で行われ、元彼はどんな気持ちで指輪をプレゼントしたんだろう。彼女はどんな気持ちで受け取り、手放さざるを得なくなった「諸事情」とは何だろう。想像がかきたてられる。

 別の人が出品した指輪には、こんな説明文がついていた。

 「プロポーズの際に頂いたのですが、お断りしたので、3年ほどしまってあったお品です」「この機会に、新婚旅行に行けていないので、費用の足しに私達はさせて貰って、欲しい方には正規品をお安く購入できればこの指輪も報われるかなと思っています」

 この出品者は、指輪をくれた元彼からのプロポーズを断り、その指輪を売って別の人との新婚旅行の費用あてようとしているようだ。合理的といえば合理的だが、元彼が少し気の毒にも感じた。

 これらの商品説明はあくまで自己申告なので、書かれたストーリーが本当か、商品が本物かは分からない。ただそこには、中古商品の売買だけではないドラマが見える気がした。

 元彼グッズマーケットはSNSなどで話題になっているが、出品数は少なく、11日までの2週間で落札された商品はバーバリーの長財布の1つだけ。ジュエリーなど高価な品が多いため、落札のハードルが高いという側面もあるが、元彼との思い出の品を、それと明示して売買することに抵抗がある人は、もしかしたら多いのかもしれない。

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