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「好かれる声」になるために大切なのは、まず地声を好きになること

ライフハッカー [日本版] のロゴライフハッカー [日本版] 2014/06/15 ライフハッカー[日本版]
「好かれる声」になるために大切なのは、まず地声を好きになること © 株式会社メディアジーン 提供 「好かれる声」になるために大切なのは、まず地声を好きになること


きょうご紹介するのは、『「地声」のままで大丈夫! 好かれる声の磨き方』(沼尾ひろ子著、日本実業出版社)。民放アナウンサーを経てフリーになり、TBS「ブロードキャスター」「ひるおび」など多くの番組に出演してきた著者が、会話力・コミュニケーションスキルのうちでもっとも重要な「地声力」について説明した書籍です。


「自分が本来もっている声」=「地声」を最高の方法で発することができれば、鬼に金棒です。初対面の人とどれだけいい関係が築けるかで、遠回りをせずに、間違いなく悩みは解決するし、目標としている仕事にも役立ち、プライベートでの人間関係も円滑に行なうことができます。(「はじめに」より)


きょうは基本的な考え方が書かれた第1章「まずは自分の声を見つめ直そう!」に焦点を当ててみます。


好かれる声になるためには、2つの意識改革が必要だと著者は記しています。第一は、相手を変えるのではなく、自分が変わること。具体的には、意識を次のように変えるべきだといいます。


「自分のいいところをわかってもらいたい」
「相手によく思われたい」「好かれたい」
          ↓
「相手を変える」=「わかってもらう」のではなく、「自分を変える」
(17ページより)


人の心を変えるのは並大抵のことではないので、まず自分が「相手に好かれる自分」になればいいという考え方。そこで、(1)どんな人に好印象を持つか、(2)どんな人の話をもっと聞きたいと思うか、この点について、思いつくものを10ずつ書くことを勧めています。するとそこに映し出されるのは、自分自身がなりたい人物像であり、もっとも具体的な目標なのだとか。(16ページより)


初対面はワンチャンス


ビジネスや就活、婚活の場で、時間をかけて自分のよさや商品の魅力をわかってもらうのはなかなか難しいものなので、「もうひとつの意識改革」が必要だと著者は言います。


「じっくりと信頼関係を築くことが大事」
          ↓
「ワンチャンスを逃さない」
(21ページより)


本当に仕事ができる人は、瞬時に判断する力を持っているもの。限られた時間のなかで抱えた仕事をこなしていくわけですから、「この人の話を聞く価値はないな」と判断されたらチャンスはなくなってしまう。だからこそ、初対面の人とは一発勝負の生放送のつもりで対峙すべきだといいます。(20ページより)


自分の声の意識改革をする


「声の意識改革」に必要なのは、声について悩んでいるところ、直したいと思っているところをすべて吐き出すこと。そのためには、書き出して文字にするのが効果的。自分が抱えている問題点や、コンプレックスが明確になるからです。そして書き出してからは、マイナス要素だけを消し去って次のステップへ進むことを著者は勧めています。

次に大切なのは、「自分の声が嫌い」だという気持ちを「自分の声が好き」に改革すること。問題点や苦手なことに目をつぶるのではなく、マイナスの流れをプラスに変換し、意識的に「自信」を積み重ねていくというわけです。(24ページより)


「地の声」とは、どの声?


著者は何度も、「決して自分の声を嫌いにならないでください」と訴えています。なぜなら、自分の声は自分の分身だから。本来持っている声は「地の声」なので、それを変える必要はないという考え方です。

違った表現をするなら、もっとも信頼できる声は、自分が本来持っている声=「地の声」だということ。声帯を締めずに出している声が「地声」で、基本は自分が一番出しやすい声のトーン。逆に、かわいい声になりたいと思って高い声を出したり、落ち着いた声になりたいと思って低い声を出そうとすると、声帯に負荷がかかって無理をした声になってしまうといいます。

つまり、「地声」を訓練することが、声に自信をつけるためにもっとも効果的な方法。発声法を習得し、しっかり、おなかから「地の声」を出す。それだけで、はきはきと高感度の高い話し方になるそうです。自信のある声には説得力が備わり、それが「地声力」になるということです。(34ページより)



第2章以降では、美しい発生を実現するための唇の動かし方などが、豊富なイラストとともにわかりやすく記されています。そしてもうひとつの魅力は、練習用の音声データをダウンロードできること。つまり「読む」「見る」「聞く」の3方向から本書を利用することにより、確実に「魅力的な地声」を目指せるのです。


(印南敦史)

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