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「宗教改革」をゲームに!そんなことしちゃっていいの? 担当者に聞いてみた

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2016/11/22 唐沢未夢/イベニア

聖書をテーマにした衝撃のゲーム『バイブルハンター』の発売から、はや2年。『最後の晩餐〜裏切り者はだれだ』や『ロストバイブル』など、これまで計6作品のゲーム「聖書コレクション」シリーズをリリースしてきたキリスト新聞社。その度にキリスト教徒以外も驚かせ、多くの人を夢中にしてきた。

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次回作に期待が高まる中、ここにきてまさかのアナログゲーム(ボードゲーム、カードゲームなど)を公募するコンテストを開催するという。

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テーマは「宗教改革」。来年2017年が宗教改革500周年にあたることを記念したものらしい。どうしてゲームを公募するにいたったのか? キリスト新聞社・担当の松谷信司さんに聞いてみた。

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そもそも宗教改革って何?

歴史の授業で誰しも習ったことがあるはずの「宗教改革」。正直、いったいどんな出来事だったか、あやふやである。松谷さんに解説してもらった。

<宗教改革とは>

罪の償いが免除される「免罪符」(贖宥状)に象徴されるように、権力とズブズブの関係にあったカトリック教会を批判するルターが、プロテスト(抗議)して起こした一連のムーブメント。「信仰のみ」「聖書のみ」を主張するプロテスタント教会発祥の契機となった。他の宗教改革者としてカルヴァンが有名。ガルパンとは無関係。

――つまり、キリスト教史の中で「宗教改革」はものすごく重要な出来事だったということですね?

はい。今日のキリスト教を語る上では避けて通れないワードです。もちろん、キリスト教だけでなく当時の政治や社会全体に多大な影響を及ぼしたという意味で、世界史的にも大きな意味合いを持っています。

前代未聞!? 宗教改革をテーマにしたゲームを公募し話題沸騰!

――ゲームを自社で開発するのではなく、一般公募にした理由は?

これまで計6作のゲームをリリースしてきましたが、ユーザーの期待と同時にハードルも上がってきています。より話題性を高めるには何らかの仕掛けが必要だと考え、ゲームデザイナーと相談した結果、「コンテスト」でアイディアを募集するという結論に至りました。前例はなく、これが初めての試みです。

今回は正直、「宗教改革」というテーマ自体が信者でない方に、どのぐらい“刺さる”のか不安でした。しかし蓋を開けてみると、意外に多くのみなさんが興味を示して反応してくださったので、安心しました。

――なぜゲームの種類を、ボードゲーム・カードゲームなどのアナログゲームにしたのですか?

もともと教会の中には、聖書を題材にした『ぬり絵』や『かるた』など、こども向けの教材がありました。しかし、せいぜい小学校低学年までが対象で、それ以上の10~20代向けのコンテンツが決定的に不足していたんです。

子どもたちは成長するにつれ、自ずと『ポケモン』や『遊戯王』など、より“面白いもの”に流れていきます。どうせ教会で遊ぶなら、聖書をモチーフにしたゲームの選択肢がもっとあってもいいんじゃないかと感じました。そこで、特に複数人で集まって遊ぶには、やはりカードゲームやボードゲームがいいだろうと考えました。

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ちなみに、最近ではアナログだけでなく『モーセの海割り』など、アプリゲームの開発にも力を入れています。

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「どんな作品が来ても怒りません」 自由な発想で面白いゲームを

キリスト新聞社が主催するゲームのコンテストだが、キリスト教徒以外の人でも応募は大歓迎とのこと。応募を検討している人に向けてアドバイスをくれた。

「『こんなことをしたら怒られるのでは?』とか『タブーだから触れない方がいい』などと自制せず、とにかくゲームとして“面白い”ことを最優先に考えて、応募してください。どんな作品が来ても怒りませんから。“中にいる”信者の発想では決して出てこないような、新しい作品が生まれることを期待しています」

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また、キリスト教の専門知識がない人や、他宗教の信者でも応募可能。商品化の際には、必ず牧師による監修が行われるので安心して応募しよう。

これまでキリスト新聞社が発売したゲームのユーザーは、8割から9割はキリスト教徒以外だという。公募により商品化された作品は、聖書をほとんど読んだことがない人、教会に足を運んだことがない人にも遊んで欲しいと松谷さん。

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最後にキリスト新聞社の今後の野望を話してくれた。

「『いいぞもっとやれ』という心強い声援がある限り、まだまだ攻め続けたいと思っています。アプリゲームを含め、すでに進行中の企画もいくつかありますので、今後の展開にもぜひ注目してください!」

カードゲームからアプリゲームに至るまで、枠にとらわれず、自由な発想と驚くべき表現方法で革新的に突き進むキリスト新聞社。これからも新しいアイディアで私たちを楽しませるべく、全力で走り続けるキリスト新聞社から目が離せない。

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【コンテスト募集要項】 

募集作品 宗教改革をモチーフにしたボードゲーム・カードゲーム

■応募資格 プロ・アマ、個人・サークル・法人を問いません

■応募方法 以下の提出物を、郵便や宅配便等で元払いでお送りください(デジタルデータ不可)。

ゲームマーケット2016秋、2017神戸の聖書コレクションブースでも受け付けます。

1.プレイに必要なコンポーネント一式

2.ルールブック

3.応募用紙 PDFはHPよりダウンロードしてください。

■作品送付先 〒162-0814 東京都新宿新小川町9-1 株式会社キリスト新聞社

聖書コレクション「宗教改革500周年ゲームコンテスト」宛

■応募締切 2017年3月13日(月)必着

■発表 2017年5月14日(予定)

http://seisyodeasobo.wixsite.com/biblecollection

(唐沢未夢/イベニア)

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