古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

「帰りの電車で上司と一緒になったとき」の話し方

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2014/06/05 11:00 ITMedia
「帰りの電車で上司と一緒になったとき」の話し方: 画像:ITmedia © ITMedia 提供 画像:ITmedia

 仕事の帰り、飲み会の帰りなど、たまたま上司や先輩と出会ったり、同じ方向の電車に乗るようなことがあります。

 この場合も、基本は飲み会と同様で「楽しむのが目的の会議」です。ただし、もし何駅か一緒になる場合は、エレベーターでの会話よりも時間があるので、もう少し長い話ができるでしょう。

 電車内の会話で押さえておくべき事項をいくつか挙げましたので、参考にしてください。

●ニッコリと挨拶する

 まず、外でたまたま上司の姿を見かけたら、よほど気まずい場面でないかぎり、ニッコリ笑って「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」などとあいさつをしましょう。これは、誰にでもできるようで、意外とできない人が少なくありません。

 実は、私は自分が新人のときはまったく気付きませんでしたが、一緒に仕事をした先輩や上司から「ニッコリとして挨拶してもらえるのがうれしかったんだよね」と言われたことが何回かあります。そのときは、正直なところ「そんなことが?」などと思ったものです。

 しかし、自分が歳を重ねてみると、そんなささやかなことでも意外と喜んでくれていたのかもしれないなと思えます。現在、私は大学で教員をしていますが、知り合いの学生とエレベーターで一緒になって知らんぷりをされると、やっぱりさびしく感じます。

 笑顔や挨拶はちょっとしたことですが、若い人が自分で思う以上に大切なことです。電車の中でも、ニッコリと笑顔があるだけで、相手は気分がよくなるかもしれません。

●公共の場にふさわしい話をする

 公共の交通機関での会話は、いつ誰が聞いているか分かりません。話に夢中になるとついまわりが見えなくなってしまうので、くれぐれも「話していいこと」と「そうでないこと」の一線を意識しましょう。

 とくに悪口や不平不満は避けましょう。あとから同じ会社の人が乗って来た、悪口を言っていたその部長が後ろにいた、などというコントのような話も実際に耳にしたことがあります。まさに「壁に耳あり、障子に目あり」です。

 社内の人だけでなく、関係者や競合他社の社員が近くにいる可能性もあります。会社の課題や新商品の話など、なるべく具体的なことは避けて、話題はオープンになっている情報に限定しましょう。もし、込み入った話になりそうな場合は、テレビや雑誌、趣味や休暇の話など、自らあたりさわりのない方向に話題を変えていきます。

●「この場だからこそ、聞くことができる話」を聞く

 上司や先輩は、自分よりも長く生きてきている分、優れた知見を持っていることが多いものです。また、いろいろとユニークなエピソードもあるかもしれません。

 そんな上司や先輩は、素直に話を聞こうとする者に対して寛大にいろいろと教えてくれることが多いものです。電車の中はふだんの社内と違って、少なからずフランクな雰囲気になるでしょう。公共の場にふさわしい話題を選ぶ必要はありますが、あなたの聞き方しだいで「この場だからこそ、聞くことができる話」も出てくるかもしれません。

●有能な上司は正確な情報が大好き

 部下から見れば上司は1人でも、上司は複数の部下を抱えていることが多く、社内では報告以上の会話をするタイミングがなかなかなかったりするかもしれません。

 だからこそ、電車の中で上司と2人でいる時間は、話題に気を配りながらも、自分をアピールしたり、相談したりするチャンスでもあります。

 自分がどんな気持ちで今の仕事に携わっているか、どんな成果を期待しているのか、といったふだん伝えられない事実以外の意気込みなど、あなたの気持ちを理解してもらえる場になるかもしれません。

 ただし、帰りの電車というオンとオフの境目のような場でも、根拠となる情報は正確で妥当なものであるようにしましょう。

 私の経験上、有能な上司は正確な情報が大好きです。いくら電車の中での会話といえども、いいかげんな話をして、あとから「違っているじゃないか」などと思われることのないように注意しましょう。

●今回のポイント

場所をわきまえながらも、オン以上オフ未満で

[金子敦子,Business Media 誠]

ITmedia NEWSの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon