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「自衛に必要だった」 散弾銃所持も申請

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞
Photo: 3Dプリンターで製造された拳銃。中央の2丁が殺傷能力を持つ=横浜市の神奈川県警神奈川署で2014年5月8日午前11時49分、小関勉撮影 © 毎日新聞 3Dプリンターで製造された拳銃。中央の2丁が殺傷能力を持つ=横浜市の神奈川県警神奈川署で2014年5月8日午前11時49分、小関勉撮影

 3D(三次元)プリンターで樹脂製の拳銃を製造したとして、銃刀法違反(所持)容疑で逮捕された川崎市高津区、湘南工科大職員、居村(いむら)佳知容疑者(27)が神奈川県警の調べに対し、「自衛や弱者を守るために銃が必要だった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。今年2月には県公安委員会に散弾銃所持の許可申請を出していたことも新たに判明。県警は居村容疑者が銃に強い執着を持つようになった経緯についても調べる。

 居村容疑者は4月12日、3Dプリンターで製造したとみられる拳銃2丁を自宅で所持したとして、8日に逮捕された。

 居村容疑者は県警のその後の調べに「弱者が強者に負けないためには銃が必要」などと供述したという。

 また、県警などによれば、居村容疑者は今年2月下旬、高津署(川崎市)を訪れ、散弾銃所持の許可申請の書類を出していた。しかし、その後の審査で居村容疑者が今回の事件の捜査対象になっていることが判明。同署は別の理由で申請を不受理とした。

 一方、捜査関係者によると、県警が殺傷能力があると認定した拳銃は銃口の部分がホチキスの針のような金属でふさがれていたという。ただ、居村容疑者が「金属を外して発砲するまでに5分かからない」と説明し、県警も発砲ができることを確認したため、逮捕したという。

 居村容疑者は加工技能に関する旋盤や溶接など計7資格を持っており、東京都内の町工場などで約7年半働いた後、今年4月から湘南工科大で勤務し始めたとみられる。【鈴木敬子、水戸健一、松浦吉剛】

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