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「車の鍵は管理職に」千葉県教委が通知

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 12:04 毎日新聞

 千葉県教育委員会は政令市の千葉市を除いた全53市町村教委に対し、飲酒を伴う会合を開く際は管理職が事前に参加者の交通手段を確認し、会合中は車の鍵を預かるなどの対策を取るよう通知した。職場の歓送迎会帰りに酒気帯び運転事故を起こしたとして逮捕された印西市内の中学校教頭(54)を4月30日付で懲戒免職としたのに合わせた通知。

 県教委によると、飲酒運転による教職員の懲戒処分は、2009年に4件▽10年に1件▽12年に1件▽13年に2件−−と続いている。そのため通知は(1)事前に(会合)参加全職員の交通手段と帰宅方法を把握(2)車で参加した職員がいた場合、会合が終わるまで鍵を預かるなどし、会合終了後に帰宅方法を再度確認−−などの対応を校長、教頭ら管理職に求めた。

 文部科学省初等中等教育企画課は「こうした教育長通知の前例があるかどうかは分からない」としつつ「教職員の服務を監督する立場の教頭が処分されたことを重くとらえたのだろう」と話した。

 県教委教職員課は「厳しい通知という声はあるかもしれないが、危機的状況だということを教職員に認識してほしい」と説明している。【味澤由妃、岡崎大輔】

 児玉克哉・三重大教授(社会学)の話 教師が社会の模範である以上、飲酒運転防止の意識を高めるための通知は当然という声はあるだろう。だが、あまり管理を強めると、公務員は飲酒するなということにもつながりかねない。

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