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『タレンタイム』音楽担当ピート・テオ、劇中曲にコメント 「この曲はヤスミンの死と結びついている」

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/03/24 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 3月25日公開映画『タレンタイム〜優しい歌』で音楽を担当したピート・テオが、日本公開に寄せてコメントを寄せた。  本作は、2009年に発表されたマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの長編遺作。マレー系、インド系、華人など多種多様な民族が暮らす街の高校を舞台に、音楽コンクール“タレンタイム”に挑戦する学生たちの恋や友情を描く。  本作の音楽を担当したピート・テオは、映画監督や俳優、プロデューサーとしても活躍する、国際的なマルチ・アーティスト。4月7日公開のスカーレット・ヨハンソン主演映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』にも俳優として出演している。  2004年に、自身のブログに「あなたの音楽が大好き」とアフマド監督からメッセージをもらったことから2人の関係が始まったというテオは、劇中で流れる楽曲の中でも最も人気の高い曲「アイ、ゴー(I, Go)」について、「この曲がどのように生まれたかは、とても説明が難しい。自分が作曲するというよりも、曲が僕のもとにやってきたという感じなんだ。2008年にこの曲をつくったとき、僕はたった5分で全曲書き上げた。誰かを失ってしまったという感覚以外は、なぜこの曲を書いたのかわからないんだ」と楽曲が生まれた背景を明かす。  また、「ヤスミンはこの曲に夢中になり、“なぜあなたはこの曲をつくったの?”と何度も僕に尋ね てきたが、僕は何も答えられなかったし、なぜ彼女がそんなにこの曲に惹かれるのか分からなかった。これは“死”についての曲。僕は彼女が自身の死をこの曲の中に見たのだろうと思うようになった。そして今、マレーシアの人々にとって、この曲は、ヤスミンの死と結びついている」と、この楽曲とアフマド監督の“死”との繋がりを語った。  マレーシアでの公開から8年を経て日本で劇場公開されることについては、「『タレンタイム』が日本で公開されると聞いて、僕はとても幸せです。公開を可能にしてくれた配給会社に感謝します。僕にはたくさんの友達が日本にいます。僕と同じくらい皆さんもこの映画を楽しんでくれますように。これはとても素晴らしい映画なのです」とコメントした。 なお、公開劇場では本作のオリジナルサントラ CDも販売される予定だ。(リアルサウンド編集部)

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