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『ミス・ぺレグリン』日本人スタッフがキャラクター造形の裏側明かす

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/03/05 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 ティム・バートン監督作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』より、キャラクターデザインを手掛けた日本人スタッフ・田島光二氏のコメントが公開された。  本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートンが、小説『ハヤブサが守る家』をもとに制作したファンタジー。周囲に馴染めない孤独な少年ジェイクが、不思議な屋敷で美しくも厳格なミス・ペレグリンと特殊な能力を持った少年少女たちと出会い、彼らに訪れる脅威と対峙していく模様を描く。  本作で田島氏は、キャラクターのデザインを監督と話し合いながら作り出すパートを担当している。ミス・ペレグリンがハヤブサに変身するシーン、ティム・バートン監督がカメオ出演している遊園地で暴れるガイコツの軍団、“奇妙なこどもたち”をつけ狙う異能者たちのホローガストをイチから生み出したという。  ミス・ペレグリンの変身シーンについては「監督の要望は、“魔法的になりすぎたくない”というものだったので、リアリスティックに考えて描きました。一瞬の変身シーンの中ですが、陳腐なマジックにならないように注意しました」と振り返る。さらに、バートン監督もお気に入りと語るガイコツ軍団については、「彼らは沈没した船に乗っていた人たちという設定で、その船にどんな人達が乗っていたのかというリストがありました。そこから、ミュージシャンにはバイオリンをもたせたり、キャプテンには、船長をイメージできるオールをもたせたりしました」と説明する。  ホローガストについては、「デザインを出す度に監督とのやり取りがありました。いろいろなバリエーションを提出していたので、最後の方には、「頭はこれ、手はこれ、服はこれ」といったやり取りになっていきました。バリエーション毎の気に入った箇所を合わせて、ひとつのキャラクターを作り出していきました。最終的には、ホローガストに関してだけで60枚くらいのバージョンを書きました。顔の骨格のくぼみだけでも10枚くらいありましたし、修正も細かくて、1/2ミリより小さいサイズでの指示もありました」と明かしている。  そんな田島氏は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも魔法動物のサンダーバードのコンセプトアートを手掛けている。そのほか、3月3日に公開される『アサシン クリード』も手掛けており、同作については「『アサシン クリード』は近未来的な世界観が独特でしたね。そちらでは「アニムス」のロボットアームのような部分や、施設全体も描きました。それから、主人公の記憶がプロジェクターに3D状に浮かび上がるのですが、そういった部分のデザインも担当しています。僕自身、キャラクターのデザインはよくやりますが、エフェクトなどは普段だったら書かないので、幅が広がったと思います。新しい挑戦になりましたし、とても楽しかったです」と解説している。(リアルサウンド編集部)

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