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『ムーンライト』監督、『ブエノスアイレス』へのオマージュ明かす

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/04/06 株式会社サイゾー
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 現在公開中の映画『ムーンライト』より、バリー・ジェンキンス監督のコメントが公開された。  本作は、第89回アカデミー賞作品賞ほか3冠に輝いた人間ドラマ。自分の居場所を探し求める主人公シャロンの姿を、3つの時代に分けて描き出す。  SNSなどでは、本作にウォン・カーウァイ監督作『ブエノスアイレス』などの作品へのオマージュが散りばめられていると話題になっている。映画好きになった時にジャン=リュック・ゴダールやウォン・カーウァイの映画を観ていたというバリー・ジェンキンス監督は、「『ブエノスアイレス』 を初めて観た時のことは鮮明に覚えている。僕にとって、初めて観る同性愛を描いた映画だった。『ブエノスアイレス』は僕にたくさんのことを与えてくれた」と『ブエノスアイレス』への思いを語っている。  また、『ムーンライト』で30代になったシャロンが、思いを寄せていたケヴィンと再会するために車で旅立つ時に流れる音楽は、『ブエノスアイレス』のオープニングで使用されていた楽曲でもある、カエターノ・ヴェローゾの「ククルクク・パロマ」。この選曲についてジェンキンス監督は、「あえて意図したものだ。同じ曲が『ブエノスアイレス』でかかっていて、これは直接的なオマージュなんだ。ブラックの車がハイウェイを走るシーンの撮影の仕方まで、『ブエノスアイレス』と同じにしているんだ」と明かした。 ジェンキンス監督は「具体的にオマージュを捧げているのは『ブエノスアイレス』だけだ」と語っている一方で、「他の映画の存在を感じられるはずだ」ともコメント。『ムーンライト』制作準備期間に参考にしたとして挙げた外国映画として、ホウ・シャオシェン監督の『百年恋歌』、チャールズ・ブルネット監督の『Killer of Sheep(原題)』、クレール・ドゥニ監督の『美しき仕事』を挙げている。(リアルサウンド編集部)

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