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『究極バトル“ゼウス”』、ジャニーズ軍の魅力を徹底解剖! グループ越えた“絆”も見えた一夜

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/11/26 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 11月24日に放送された『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”』(TBS系)。過去2回とも芸人軍の圧勝が続いたことから、ジャニーズ軍は今回負ければ『ゼウス』自体が終了という背水の陣で挑んだ。3時間の激闘の末、見事初勝利をおさめることができた。手に汗握る真剣勝負の連続から感じられた、ジャニーズ軍の魅力について改めて言及したい。 (関連:ジャニーズとスポーツの深い関係とは? 事務所黎明期から『究極バトル“ゼウス”』までの50年史) <熱血キャラを確立した上田竜也>  やはり特筆すべきは、KAT-TUN上田竜也の存在感。1stバトルで芸人軍に軍配が上がるも、どこかお祭りムードが漂うジャニーズ軍に「負けたことに対してヘラヘラしちゃダメでしょ」と一喝するシーンも。その一言がチームを勝利に導いたといっても過言ではないだろう。かといってワンマンに走るのではなく、「声出していこうぜ!腹から出せ!気合入れて出せ!」と常にチームを鼓舞していく姿は、熱血アイドルという新たなジャンルを切り拓いたように思う。泥臭く汗を流して懸命に戦う上田の姿は、世代を超えた視聴者の胸を打ったはずだ。 <末っ子力で会場を盛り上げたSexy Zone>  有吉弘行からアーチェリーでふがいない得点だった場合、改名してもらうとプレッシャーをかけられた佐藤勝利。ファンの中では、勝利という名前を「敗北」と名前をいじるのは定番になりつつあったが、有吉が提案したのは、まさかの“引き分け五郎”。「引き分け五郎はヤダ!」と素直な反応を示す佐藤は実にかわいらしく、初参戦ながら大きな笑いを誘った。また、松島聡は増田貴久(NEWS)、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)といったジャニーズメンバー好きとしても有名。今回は、そんな松島が好きなメンバーがずらりと集結していたので、ぴょんぴょん跳ね回って応援する姿が、とてもキュートだった。PK戦に出場した松島だが、ふだんとても気を使えるタイプにも関わらず、ニッチロー相手にビッグマウスを披露。ファンはハラハラしたことだろう。自らかけたプレッシャーに、ゴールを外してしまうが、そんなところも松島らしくて微笑ましかった。 <筋肉とボイスがピカイチ! なA.B.C-Z>  オープニングから連続バック転を披露し、ジャニーズ軍の秘密兵器感を醸し出した塚田僚一。持ち前の筋肉で俊敏さが求められる競技から、耐久戦まで幅広く活躍。しっかりとチームの勝利に貢献しつつも、ただただ塚田を褒めてごはんを食べる「塚田会」の存在を披露するなど、トークの面でも活躍した。一方、ふだんはMCを得意とする河合郁人も応援席のマイク前をしっかり確保。有岡大貴(Hey! Say! JUMP)のニセ腹筋にいち早くツッコミを入れるなど、しゃべり力でチームに貢献した。藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)がアーチェリーで重圧に耐えた際には「カッコかわいいよ」と声をかけるなど、Jr.時代からのエビキスの絆も見せてくれた。 <勝負強さを見せつけたNEWS>  加藤シゲアキはアーチェリー、増田貴久はストロングハグ(グルグルと回る丸太にしがみつく耐久戦)で、それぞれ見せ場を作った。加藤のすごいところは、単に高得点を導き出すだけではなく、200点と300点の境界線に矢を突き立てたドラマチックな展開だ。偶然とはいえ、見ている視聴者に「これはどっち?」というドキドキな場面を作り出すのも、アイドルとして“持っている”というものである。増田は、これまでジャニーズ軍を打ち負かしてきた天敵、NON STYLE井上裕介をついに撃破。バトル中は顔をくしゃくしゃにして必死に耐えつつも、勝敗が決まった後はキラキラのアイドルスマイルを披露するあたり、さすがの一言。ふたりの活躍からは、いくつもの試練をくぐり抜けてきた、NEWSの底力を見せつけられたような気がする。 <過酷な状況ほど光り輝くKis-My-Ft2>  藤ヶ谷太輔は、最終バトルのゼウスポンで初勝利への大事な局面を担った。この競技は、上空10mにいる藤ヶ谷のいる台を、地上で櫻井翔(嵐)が操作をして、わずか6cmの鉄球を小さな穴に入れるというもの。会場中が見つめる中、Jr.時代にバックダンサーとして嵐のライブを盛り上げてくれた藤ヶ谷のことを話す櫻井。その思い出を噛み締めながら投下したボールが見事にイン。決めるところをしっかりと決めてくれるのが、藤ヶ谷という男。また、二階堂はストロングハグで、ジャニーズ軍完全勝利の一翼を担った。ふだんキスマイの中でもバラエティ担当の二階堂だが、やるときはやる男なのだ。これまでも様々な過酷ロケに挑んできたキスマイだが、スポーツの分野でも十分にその力を発揮してくれた。 <Hey! Say! JUMPはHey! Wa! JUMP>  芸能界の秩序を無視した芸人とアイドルのガチンコ勝負だが、やはりギスギスしている雰囲気だけではみていられない。その中で、ほっこりと視聴者の心を温かくしてくれたのがHey! Say! JUMPのメンバーたち。知念侑李は、FUJIWARA藤本敏史からの熱烈なラブコールにまさにアイドルとして完璧な対応を見せ、さらに藤本を夢中にさせていた。有岡大貴は見事に割れた腹筋を披露したかと思えば、実はそのラインはメイクでつくられたニセモノ、というバラエティ要素を仕込んできた。伊野尾慧もプレッシャーのかかるアーチェリー前に「ブローをし直してきた」とあっけらかんと話し、そんなメンバーを薮宏太が持ち前のフニャフニャ笑顔で見守る平和さ。苦いお茶を飲むと、自然と動きがシンクロするなどJUMPならではのほのぼのとした雰囲気で番組にメリハリをつけた。 <オーラが変わってきた!? ジャニーズWEST>  ジャニーズWESTからは重岡大毅、藤井流星、中間淳太、小瀧望が参加。いずれも、近年の活躍がめざましく、明らかに前回までよりもメンバーに自信がみなぎっているようだった。プレッシャーのかかるアーチェリーでは、小瀧が高得点をマークしつつも、「もっと上の得点を目指せたはず」という自分の厳しい姿勢も覗かせ、それに続くように中間も運動神経はないけれど頭脳は任せろと大活躍。重岡も「ジャニーズなめたらあかんでぇ」と、会場を活気づかせ、藤井も櫻井から信頼され大事な場面を任されていた。まさにグループとしても個人としても勢いを感じるジャニーズWESTに、次回以降も期待したい。 <チームを牽引するはやっぱりこの人! リーダー櫻井翔>  やはり『ゼウス』がおもしろいのは、嵐の櫻井翔の存在があってこそ。後輩が健闘するたびに「ありがとう」という感謝の言葉を添える姿勢に、実るほど頭をたれる稲穂ということわざがピッタリな人格者であることがうかがえる。先にも述べたように、ゼウスポンでは藤ヶ谷のバックダンサーのときの思い出、上田にはKAT-TUNライブのときの感想を告げ、ふたりの胸を熱くさせていた。櫻井の人柄があってこそのジャニーズ軍の結束力だろう。  ジャニーズ軍が勝利したことにより、『ゼウス』の続編が期待される。次回は、個人の輝きはもちろんだが、グループとしてのチームワークや、今回のゼウスポンのように先輩後輩でタッグを組むバトルもさらに見てみたいものだ。また、松島のように好きな先輩が出ているときの表情も考慮して、応援席もカメラで映してもらえると、なおうれしい。さらに言えば、敗北チームの罰ゲームより、勝利チームのご褒美タイムが見られないものか。ならばいっそ、有岡が腹筋をメイクした舞台裏などにもカメラが潜入できないのだろうか……と、要望をあげたらキリがない。それくらい見どころが満載すぎて、一度では味わいきれないのが『ゼウス』の魅力。次回が、今から楽しみだ。(佐藤結衣)

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