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いくら何でも早すぎる!? AKB襲撃事件から数日でイベント警備員ゼロのワケ

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/05/31 Cyzo

 25日に岩手県で開催されたAKB48の握手会でメンバーの川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が刃物で襲われた事件の影響により、事件翌日の劇場公演で観客チェックに金属探知機が導入され、警備員が増員されるなど運営サイドは厳戒態勢を敷いていた。ところが、その警備態勢が早くも徐々に緩和されてきていると東京スポーツが報じている。

 同紙によると、29日に都内で行われた映画『薔薇色のブー子』(公開中)の舞台あいさつに主演のHKT48・指原莉乃(21)が登場。約600人のファンが会場に詰めかけたが、警備員は驚くことにゼロだったという。数人のスタッフが入口で手荷物検査をしただけで、それ以外に警備はなかったようである。

 AKBグループは警視庁からの要請もあって当面は握手会などの“接触イベント”を自粛。その一方で運営幹部が「テロに屈してはならない」と公言し、握手会の早期再開を目指す意向を示している。同紙は「事態の沈静化を待って、ファンに笑顔を届けられるいつもの姿に持っていきたいはず」と分析し、大げさな警備をしないことでファンに笑顔を届けられる“平常”に戻り、事態の鎮静化を促そうとしているのではないかと指摘している。

 もちろんAKBの主催イベントではないのだから映画会社や劇場の都合もあるだろうが、この映画には運営サイドが深くかかわっており、警備員の人数を指定することは可能。それでも警備をなくし「いつも通り」に戻ることは握手会の復活を願うファンやメンバーのためにもなるが、ネット上では以下のような批判も巻き起こっている。

「どう考えても緩和するのは早いでしょ」「一応センターなんだから守ってやれよ」「総選挙イベントや大島の卒業公演(ともに6月8日開催)は客が万単位だから、警備を強化したままだとコストが厳しいんじゃないの」「事件直後の警備強化は形だけだったのか」「命にかかわる事件が起こってからじゃ遅いのに」

 指原といえば昨年の「選抜総選挙」でトップ当選を果たし、今年の同選挙でも速報で1位になっている。2連覇を狙うAKBの顔のはずだが、その彼女に警備がつかなかったことに驚いた人が多かったようだ。また、事件4日前の21日には指原のTwitterあてに「(選抜総選挙で)2連覇なら、マジでぶっ殺してやろうか」といった殺害予告じみた暴言が書き込まれている。露出が多いだけに強烈なアンチも存在し、もし仮に何かあった時にターゲットにされやすいとも考えられる。

 当然、運営サイドが数名分の警備員コストをケチったとも思えない。それなのにAKBの中心メンバーである指原の警備を控えた真意はどこにあるのか。

「もちろん、目的は握手会イベントの早期再開でしょう。いくら危険が指摘されているとはいえ、握手会はAKBの収入基盤ですから、いつまでも自粛するわけにはいかない。音楽不況の時代にAKBが驚異的な売上を維持し続けているのは、CDに握手券や投票権を付けているからに他なりません。8月には握手券をつける予定だった新曲CDも発売されます。これに握手券がつけられない事態になったら、シングル17作連続ミリオンの記録も途絶えてしまう可能性がある。過剰な警備をしていれば、いつまで経っても再開ムードは生まれませんから、ファンや世間の過剰反応を打ち消すためにも警備ナシという判断になった。指原もAKBのトップという責任感があるでしょうから、危険を承知でそれを受け入れたのでしょう」(芸能関係者)

 テロに屈したくないという気持ちやビジネス的な事情は理解できなくもないが、まだ事件の記憶が冷めやらぬ状況では模倣犯が生まれる危険性は捨てきれない。何かあってからでは遅いのだから、有効な対策が見つかるまでは過剰といわれようとメンバーを徹底ガードした方がいいのではないかとも思えるが…。(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

※イメージ画像:映画『薔薇色のブー子』公式サイト

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