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いじめ自殺で試合禁止 広島の高校を処分

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞

 日本学生野球協会は9日、東京都内で不祥事の処分を決める審査室会議を開き、2月に当時の1年生部員が自殺した広島県立総合技術高(同県三原市)野球部に対し、部内いじめが自殺の一因だったと認定し、2月24日から7月10日までの対外試合禁止処分を科した。さらに、いじめの加害者5人を含む現2年生は全員、7月11日開幕の全国高校野球選手権広島大会の選手登録を認めないとする指導意見も付けた。同会議がいじめによる自殺事案を審議したこと、処分に指導意見を付けたことは、いずれも初めて。

 同校は3月、同級生部員によるいじめが自殺の原因の一つだとする調査結果を公表。日本高校野球連盟がその報告や同校への聞き取りなどを基に審議し、日本学生野球協会が処分を協議した。

 同校の調査によると、自殺した生徒は練習を休みがちだったが、インターネット上でやりとりする無料通話アプリ「LINE」で同級生から理由を詰問されたり、同級生部員のグループから外されたりしたことなどに苦痛を感じていたという。暴力行為はなかったとみられる。日本学生野球協会は上級生のいじめへの関与はなかったと判断し、3年生にとって最後の夏となる全国選手権広島大会に出場できるよう配慮した。

 同校は2011年選抜高校野球大会に出場経験がある。【倉岡一樹】

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