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おにぎりはノリを巻くと菌が繁殖しやすくなるって本当?

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/07/10 17:00 石原亜香利

© Excite Bit 提供

ノリを巻いた状態でおにぎりを持参すると、菌が繁殖しやすくなるという噂がある。これが事実であれば、これから夏にかけて気温が上昇すれば、ますますそのリスクが高まると思われる。これまでおにぎりにノリを巻いてお弁当などに持参していた人は注意が必要だ。

管理栄養士に実際どうなのか、腐りにくくする対処法を聞いた。

おにぎりはノリを巻くと菌が繁殖しやすくなる?

おにぎりはノリを巻くと、より菌が繁殖しやすくなるのは本当なのか。管理栄養士の松原郁実さんはこう答える。

「はい、本当です。温かいご飯をノリで巻くことにより、おにぎりの中身が蒸れた状態になり、菌が繁殖する好条件になります。菌が繁殖する条件は主に次の3つです」

1.温度(菌の発育至適温度帯は20℃~50℃) 

2.水分

3.栄養分

「栄養分は、おにぎりの具材やノリが相当します。塩だけのおにぎりよりも具材の入ったおにぎりのほうが腐りやすいといえます。ただ、腐りにくくなる具材もあるので、例外はあります」

おにぎりが腐らないようにするには?

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気温が上昇する夏場は、とくに菌が繁殖する条件を満たしやすくなると考えられる。そこで松原さんに、おにぎりが腐らないようにするための対策を教えてもらった。

●おにぎりにノリを巻いていかない

「別にして持って行き、食べるときに巻くようにします」

●おにぎりを素手で握らない

「ラップを使って握るのをおすすめします。手についた雑菌がおにぎりにつかないことで、付着する菌を減らすことができます」

●おにぎりを冷ましてからラップで包む

「おにぎりをラップで握ったら、そのままラップに包まず、一度お皿などに置いて冷ましましょう。温度が高いと菌が繁殖しやすくなるためです」

●抗菌効果のある食材を具材にする

「梅、大葉、みょうが、しょうがなどを具材にすると抗菌効果で腐りにくくなります。これらの具材は細かく刻んでからご飯に混ぜ込むのがポイントです。具材とご飯の接着面に抗菌効果があるため、接着面が多いほど腐りにくくなるためです」

食中毒予防の3原則もチェックしておこう

夏はおにぎりだけでなく、通常の調理のときにも雑菌繁殖には注意が必要。食中毒のリスクもある。

「食中毒予防の3原則は『つけない・増やさない・やっつける』です。食材の買い物から保存、調理、食事など、それぞれの段階で気をつけましょう。

また、今流行っている『作り置きおかず』も食中毒が発生しやすい時期は注意が必要です。調理前や調理中はよく手洗いをし、保存容器の洗浄・熱湯消毒もしっかり行いましょう」

(石原亜香利)

取材協力

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松原 郁実(まつばら いくみ)さん

管理栄養士、きのこマイスター、スーパーフードマイスター、健康食育シニアマスター、健康経営アドバイザー。働き盛りのビジネスパーソンに向け、賢く・おいしく食べるコツを伝えている。栄養相談、セミナー、執筆や出演など各種メディアで活動中。

ブログ:http://ameblo.jp/matsu193/

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