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おもちゃ界にもIoTの波 VR/ARにロボットも

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2017/06/01
おもちゃ界にもIoTの波 VR/ARにロボットも: 注目を集めたソニーのおもちゃ「toio」 © ITmedia NEWS 提供 注目を集めたソニーのおもちゃ「toio」

 2016年はVR(仮想現実)のおもちゃで盛り上がりを見せた「東京おもちゃショー」。今年も東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2017」(6月1日〜4日)では、AR(拡張現実)、IoT(Internet of Things)、ロボットなどをキーワードに、さらに進化した最新玩具が登場した。

●スマホアプリで世界と対戦できる“IoTけん玉”

 「電玉」は、最新技術とは無縁そうな昔懐かしいおもちゃにBluetooth機能を搭載した“IoTけん玉”。専用のスマートフォンアプリ「dendama」(iOS/Android向け、無料)と接続し、世界中のプレイヤーとけん玉で対戦できる。

 けん玉の技を認識するための加速度・ジャイロなど各種センサーを搭載。対戦時のダメージを表現するために、LEDや振動モーターも備え、プレイを盛り上げる。Micro USB充電で、連続5時間駆動する。

 クエスト攻略モード、特定の条件をクリアするとアイテムがもらえるミッションモードなどさまざまな種類のゲームがあるが、おもちゃショーでは手に汗握るオフライン対戦を観戦できる。

 対戦では、けん玉の技の数や難易度を競う。技を決めると画面内にエフェクトが流れ、相手のエリア内にブロックが詰まれていく。自陣がブロックでいっぱいになるとゲームオーバー。相手より早く、難しい技を決める集中力が求められ、実はなかなかの全身運動なのでいい汗をかける。

 電玉の大谷宜央(よしひろ)CEOは、「けん玉には数千種の技があるといわれていますが、アプリ内では約65の技を表現できます。電玉は、昔のおもちゃを今の子供たちにも遊んでもらえると楽しいよねという仲間内の会話から生まれたものです」と話す。「けん玉以外の昔のおもちゃをIoT化する試みをする可能性もある」という。

 人気作品「ソードアート・オンライン」(SAO)とコラボした「電玉 SAO EDITION」も発売する。SAOの主人公・キリトの愛刀「エリュシデータ」と「ダークリパルサー」をイメージしたカラーリングが特徴で、キリトの声を演じる松岡禎丞さんの録り下ろしボイスを約100パターン収録した。SAOコラボのアプリ内限定アバターも利用できる。

 SAOコラボモデルは、6月1日にアスキーストアで予約を開始。発送は18年2月予定。価格は1万5000円(税別)。

 電玉は、au未来研究所ハッカソン発のプロジェクト。2016年に発売したが、17年末にかけてグローバル向けの新商品も展開する予定だ。

●VRで「かめはめ波」を撃ち、ARで「かめはめ波」を撃たれてきた

 スマートフォンを使い、手軽にVR体験ができるヘッドマウントディスプレイ「BotsNew VR」(ボッツニューVR)に、「ドラゴンボールZ」のアプリ(iOS/Android向け、無料)が登場。VRやARで孫悟空の得意技「かめはめ波」を撃つ体験ができる。

 ボッツニューVRは、視野角120度のレンズを備えるHMD。両手に装着したマーカーをスマホカメラで読み取り、手の動きと連動したゲームプレイができる。両手を前に突き出すことで、手の平から“気弾”が発射され、敵(栽培マン)を倒せる他、かめはめ波やファイナルフラッシュなど、作品内の必殺技と同じジェスチャーをすることで、映像内でも必殺技が飛び出す。

 VR世界だけでなく、現実の空間にバーチャルな映像を重ね合わせることも可能。目の前にいる友達に「かめはめ波を撃つ」なんてこともできる。

 アプリをダウンロードすれば従来のボッツニューVRでも遊べるが、ドラゴンボールZのデザインをあしらったHMDも6月下旬に発売する。価格は1万2000円(税別)。HMDの発売に合わせ、ドラゴンボールZのVR/ARアプリ7種をリリースする。

●物陰に隠れろ! スマホでお手軽“ARシューティングゲーム”

 スマホと連動した、カワダの銃型おもちゃ「AR MAGIC GUN」は、ARを利用したシューティングゲームが楽しめる。専用アプリ(無料)をダウンロードし、Bluetoothでスマホと接続して遊ぶ。価格は3980円(税別)。7月発売予定。

 ARの特徴として、ただ画面内の敵を撃つだけでなく、実際に自分が動くことで画面内を移動したり、物陰に隠れたりできる。

 「X-GUN HUNTER」「FISHING THE AIR」など海外でリリースされたアプリをカワダが日本向けにローカライズする。説明員は、「7月のリリース時点では2種のアプリを提供します。長く遊んでもらえるよう、定期的にアプリを投入する予定です。基本1人プレイなので、今後はソーシャル要素も入れ込みたいですね」と話す。

●ソニーがお披露目した「ロボット」とは

 おもちゃショー会場でひときわ注目を集めていたのが、ソニーブース。同社は、全く新しいコンセプトのおもちゃ「toio」(トイオ)を発表した。

 本体の「toioコンソール」と、モーターと車輪を内蔵する「toioコアキューブ」、キューブの動きをコントロールする「toioリング」を使い、さまざまな遊び方ができる新感覚のおもちゃだ。詳細は別記事で掲載する。

 タカラトミーは、「Omnibot」(オムニボット)シリーズの最新作として、「タクサノイド」を展示した。価格は6500円(税別)で、8月に発売する。

 赤外線センサーを利用したリモートコントローラーを使い、ダンス、回転、発話などさまざまな操作ができる多機能なロボットだ。説明員は「スマホが不要なので、小さな子供でも専用コントローラーを使って簡単に操作できます」と話す。セグウェイのように、2輪でバランスを取って移動する。

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