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さだまさし=「カワイイ」は、“ギャップ萌え”にあり? 若者も引き込むキャラクターを読む

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/01/13 株式会社サイゾー
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 さだまさしが「カワイイ」、らしい。(参考:http://www.sanspo.com/geino/news/20170101/geo17010101000003-n1.html) (関連:西野カナ新曲のヒットに見る、平松愛理・さだまさしからの系譜とは?)  さだというと、「関白宣言」「精霊流し」などを歌う、渋いシンガーソングライターというイメージが強い。また、「償い」という曲では交通事故の加害者側の視点を描いたり、小説『解夏』や『精霊流し』では命を題材にするなど、社会派的な作風でも知られている。先述した「精霊流し」の歌詞を見ると、<人ごみの中を縫う様に静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生かばうみたいに>と美しい日本語が綴られており、本当に言葉を操るのに長けた人なのだなと改めて感じる。しかし、これらの印象の中には、さだを「カワイイ」と表現できるような点は見当たらない。  さだはこうした音楽と文学の才能もさることながら、通算4000回を超えるコンサートでは曲を披露する時間よりも長いと言われるトークを聞かせ、トーク集『さだまさしトークベスト』を発売、そのトーク力を生かした不定期のテレビ番組『今夜も生でさだまさし』(NHK総合)の放送、「関白失脚」というパロディ曲の制作、公式ホームページ内「メールアドレスを『@masashi.ne.jp』にしませんか?」企画……と実にお茶目な一面を見せている。2017年は、これまで以上にその面白さが世間へと広まりそうだ。本人のブログでも、「緊張と緩和、野球で言えば「緩急」ステージで言えばトークと歌 どちらも「切れていて」こその「さだまさし」 今年は面白くなりますよ!!」と意気込む姿が見られる。(参考:http://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12235860817.html)  そしてさだは、先日1月1日には「PPAP~和風バージョン~」と題した動画を公開し、「さだまさし=カワイイ」をテーマにした活動の一環としてInstagramも開設した。「和風PPAP」はピコ太郎の「PPAP」を和太鼓や三味線といった和楽器で演奏し、さだが着物姿で歌唱する、というそのユーモアセンスを存分に発揮したものに。Instagramには「たくさんの若い子たちに会った撮影の日、「可愛い」を狙って!?ハート柄の靴下にしてみた。聞いてみると若い子は、僕みたいな年齢の男性には可愛さを求める模様。 #狙い通り#さだまさし#ヤングまさし#ハート柄#絶賛#sadamasashi」というキャプションとともにハート柄の靴下を履いた写真を掲載。(参考:https://www.instagram.com/p/BOrhieQhdhC/?taken-by=sadamasashi_official)この“あざとカワイイ”さだの様子には、現在20代の筆者もついついその狙い通りに「いいね!」を押してしまう。「前からいろいろやってるんだけど、やっと「当たった」なあ、って感じですか?」と本人が同ブログで語っている通り、「PPAP」もInstagramもSNSで話題になり、確実に若者に「当たっ」ている。  ただの面白い人でも、お堅くて渋いシンガーソングライターというだけでもない。その両面を持っているという、端的に言ってしまえば“ギャップ萌え”が、さだ=「カワイイ」の理由だと感じた。少しでも「カワイイ」と思ったら最後。さだと同世代のリスナーのみならず、10代20代の若者までもが彼の生み出す“まっさんワールド”にグイグイと引き込まれてしまうだろう。(村上夏菜)

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