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その手があったか!ニチバンに聞く頑固な両面テープのはがし方

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/02/27 石原亜香利
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遠い昔に壁やタンスに貼り付けた両面テープ。はがそうと思っても両面テープがはがれないことがある。消しゴムやアルコール、洗剤など、さまざまなものではがそうとした経験がある人は多いだろう。

しかし、これらの方法のうち、一体どれが有効なのかを、両面テープの老舗メーカー「ニチバン」の担当者に教えてもらった。

タンスに貼った両面テープがはがれない! どうする?

木のタンスや一般的な家の壁にはられた強力な両面テープやシールをはがすときに、次のような方法は有効なのだろうか。それぞれ、簡単に有効かどうかニチバンの担当者に教えてもらった。

・テープはがしの液剤を塗る

・消しゴムでこする

・台所用の中性洗剤を塗る

・アルコールを塗る

・ハンドクリームを塗る

・酢を塗る

まず、「テープはがしの液剤」を使うのは有効、「消しゴムでこする」はテープ基材をはがした後の粘着剤だけが残っている場面では、有効なことがあるのだそうだ。

また、「中性洗剤を塗る」、「アルコールを塗る」はある程度有効で、「ハンドクリームを塗る」と「酢を塗る」はおすすめできないとのことだった。

そしてニチバン担当者からは、次の注意が喚起された。

「両面テープをはがす際、被着面(テープを貼った面)を傷めることがありますので、充分ご注意ください。変質が懸念されるものには、事前に目立たないところでテストをおすすめします」

両面テープをきれいにはがす方法は?

では、果たして両面テープをきれいにはがすには、どの方法がいいのだろうか。ニチバンの担当者におすすめの方法を教えてもらった。

「被着体をいたわるはがし方としては、テープ部分をドライヤーであたためてからゆっくりとはがし、残った粘着剤を『布粘着テープ』でペタペタととるのがおすすめです」

まずはあたためるというのは盲点だった。そして、テープにはテープが有効のようだ。早速過去に取れなかった両面テープを、ドライヤーと布粘着テープを用意してはがしてみよう。

(ドライヤーを使うときには、くれぐれも熱し過ぎに注意)

ニチバンの両面テープ「ナイスタック」の認知拡大策

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ところでニチバンの両面テープ「ナイスタック」は、今でこそおなじみだが、1963年に米国企業から両面テープの技術が導入された後、産業用として誕生したという。

そして家庭用として売り出されたのは1966年のこと。当時、両面テープなんてシロモノは家庭では一切使われておらず、ものを貼り合わせるのには「(でんぷん)のり」が主流の時代。発売当初はほとんど売れなかったそうだ。そんなとき、どんな方法で両面テープを認知拡大したのだろうか?

「当時、すでに弊社の主力製品であった『セロテープ』と合わせた売り場を作り、両面テープの特長や用途を地道に提案していくことで、認知を広めていきました」

まずは、両面テープは知らないがセロテープを求める人、興味が引かれた人に向けて、「こんなのもあるよ」と広めたようだ。

ナイスタックは「かつら」には使えるのか

今や両面テープ「ナイスタック」は、木材工作用、布・手芸工作用、プラスチック用、カーペット固定用、しっかり貼れてはがしやすいタイプなど、さまざまに展開されている。

ところでこの両面テープは、世間一般ではさまざまな用途で使われているが、中でも「かつら固定用」として使われるケースもあるようだ。だが、ニチバン担当者によると「あいにく、かつら用というのはご用意がありません。現在発売されているナイスタックを使用されるというのも、メーカーとしてはおすすめできません」ということだった。

(石原亜香利)

取材協力

ニチバン

http://www.nichiban.co.jp/

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