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その背中や腰の痛み、内臓が悪いサインかも?

All About のロゴ All About 2017/04/27

痛みは、体の異常を知らせるありがたい信号ではありますが、痛みの出ている部分が必ずしも悪くないこともあるので注意が必要です。 © AllAboutMedical 提供 痛みは、体の異常を知らせるありがたい信号ではありますが、痛みの出ている部分が必ずしも悪くないこともあるので注意が必要です。

いつもとちょっと違う痛みではありませんか?

「腰の痛み、しつこいなぁ」「この背中のこりは何なの!?」と、いつもとちょっと違う症状を抱えてはいないでしょうか?「 ひょっとしたら、この背中の痛みや腰痛は内臓の病気なのでは?」と疑ってしまうことがあるかもしれません。

痛みは、体の異常を知らせるありがたい信号ではありますが、痛みの出ている部分が必ずしも悪くない場合があります。腰痛なのに腰自体には原因が無いというケースもあるのです。

こりをほぐしても改善しないケース

背中や腰の筋肉が張るように感じて、ツボ押しグッズでぐいぐい圧したり、お風呂で温まってほぐれるようにしたり、コリ解消に努めるものの、思うように変化が出ない、それどころか症状は増して冷汗が出るくらいに……という場合があります。

一般的な肩こりや背中、腰部の張り感は、ほぐしたり温めたりすることで、多少楽になったり、体を休めると軽減したりと、改善される要素が見当たることが多いです。しかし、「ん? このコリはただものではないかも!?」というような怪しい「こり」があります。

筋肉のこりは内臓の病気?

関連を不思議に思うかもしれませんが、こうした腰部、背中に出る痛みや張り感の中には、実は、内臓疾患に繋がるものがあります。内臓疾患がなぜ内臓とは離れた部位に出るのか、イメージがつかない人もいるかもしれません。

これは、「関連痛」と呼ばれるものです。例えば「左肩が痛むと心臓に問題があるらしいよ!」という話を聞いたことはありませんか? このように、内臓の異常が表れる場合もあるのですが、自分のコリや痛みがあまりにもつらく、長引いている場合、内臓の病気を疑って不安感が高まり、症状が悪化してしまう場合もありますので、過剰な心配にもご注意ください。

関連痛ってどんなもの?

内臓や骨、関節周囲の深部にある組織から、脳へ痛みを伝える神経の経路と、皮膚からの痛みの情報を伝える経路が同じであると、内臓による痛みが特定の皮膚を過敏に感じさせることがあります。

痛みが脳へ伝達される時に、交感神経系や運動神経にも影響を及ぼすことで、発汗が見られたり、特定の筋肉の収縮、血流が低下するなどして、こりや張り感、痛みを起こすことになります。

その痛みやこりは勘違い!?

このように、内臓からの刺激と皮膚からの刺激を勘違いしてしまう働きがあります。各内臓と収縮する筋肉の関連性などが、離れた部位にこりや痛みを起こす「関連痛」の仕組みとなります。少しナゾが解けてきたでしょうか?

腰や背中へ症状が起こりうるケースでは、腹部の後ろ側にある筋肉が収縮するのですが、一般的な腰痛でも緊張して硬くなりやすい「骨盤を引き上げる作用のある筋肉」や「股関節を曲げたり腰部、骨盤を安定させる筋肉」にも影響を及ぼす可能性があります。

そのため、腰の痛みや張り感、背中の違和感やこりを感じることがあるのです。腰部と関連の深い臓器は、子宮や卵巣、腎臓などがあり、背中や脇腹では、胃、胆のう、膵臓などがあります。

特に心当たりもなく起こったいつもと違う腰痛や背部痛が続いた場合は要注意です。例え症状を我慢できたとしても、どんな体勢や処置でも緩和せず、夜間もつらい場合は早めに病院を受診して下さい。

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