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なでしこMF猶本「得点に絡みたい」8日NZ戦

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/08 毎日新聞
Photo: U−20女子ワールドカップでゴールを決め、喜ぶ猶本光(右)=宮城スタジアムで2012年8月19日、小川昌宏撮影 © 毎日新聞 U−20女子ワールドカップでゴールを決め、喜ぶ猶本光(右)=宮城スタジアムで2012年8月19日、小川昌宏撮影

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は8日、大阪・キンチョウスタジアムでニュージーランドとの国際親善試合(午後7時35分キックオフ)に臨む。注目は、MFとして初めてフル代表入りを果たした浦和の猶本光(なおもと・ひかる)。広い視野と抜群のパスセンスを兼ね備え、澤(INAC神戸)の後継者と期待される20歳は「試合に出るチャンスがあれば、ゴール前で得点に絡みたい」と意欲満々だ。

 ニュージーランド戦は来年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジア・カップ(14日開幕・ベトナム)に向けた強化試合。代表25人のうち、猶本も含めて初選出された4人全員が現在なでしこリーグで首位(5勝1敗)を走る浦和の選手だ。猶本自身もリーグ戦で3得点と好調を維持している。

 福岡県小郡(おごおり)市出身の猶本は13歳で当時なでしこリーグ2部・福岡J・アンクラスに登録。2012年、筑波大進学を機に浦和でプレーするようになった。同年に国内5会場で開かれたU20(20歳以下)女子W杯で2ゴールを挙げるなど、「ヤングなでしこ」の中心選手として日本の銅メダル獲得に貢献した。

 しかし、フル代表の練習は所属する浦和と異なり、最終ラインから攻撃を組み立てる役割も求められ、周りの選手との連係などで戸惑うことばかり。試行錯誤の日々が続き、「頭を使うことが多くて難しい。(宿舎の)部屋に帰るとすぐにベッドというような感じ」と苦笑いする。

 それでも、自らのセールスポイントについては「今シーズンは得点を強く意識してきた」ときっぱり。佐々木監督も「ゴールへの意識が高い。そこを生かしてほしい」と期待を込める。澤や宮間(岡山湯郷)ら長年代表をけん引してきた選手の背中を間近に見て吸収することも多く、「いろいろ聞いて教えてもらっている」という。

 来年のカナダ大会でW杯連覇を目指す日本にとって、世代交代によるチーム力の底上げは急務。次代の日本代表を担う逸材といわれてきた猶本がニュージーランド戦で確かな一歩を刻めるか。【丹下友紀子】

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