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アマゾン、ホールフーズ買収を28日完了へ 値引きで顧客層拡大

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/24

[24日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は24日、規制当局からの承認を踏まえ、総額137億ドルの米自然・有機食品小売大手ホールフーズ・マーケット(WFM.O)の買収を週明け28日に完了させる方針を発表した。

米連邦取引委員会(FTC)は前日、同買収計画を承認した。

両社が発表した共同声明によると、ホールフーズは28日から一部商品の値引きを開始する計画。アマゾンも同社ウェブサイト上でホールフーズ・ブランドの商品の販売を開始する。

また、ホールフーズは今後アマゾンの子会社として経営され、ジョン・マッケイ最高経営責任者(CEO)が同ポストにとどまる。

アマゾンによると、値引きするのは有機栽培の生鮮食品や乳製品など。コンサルティング会社オークトン・アドバイザリー・グループのロジャー・デービッドソン社長は「目玉商品を値引きして客足と売上高を増やしながら、粗利益率が打撃を受け、営業利益率が吹っ飛びかねないような店舗の商品丸ごと値下げは避けようとしている」と語り、価格戦略で自滅的な行動は取っていないようだと付け加えた。デービッドソン氏は、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)やホールフーズなどで経営幹部を務めていた。

別のコンサルティング会社ブリック・ミーツ・クリックのビル・ビショップ氏は、値下げは価格に敏感なホールフーズの顧客流出を食い止め、新たな顧客をアマゾンのサイトに誘導する上で役立つとの見方を示した。

アマゾン、ホールフーズ買収を28日完了へ 一部商品の値引きも開始 © REUTERS アマゾン、ホールフーズ買収を28日完了へ 一部商品の値引きも開始

一方、ベアード・エクイティ・リサーチのアナリスト、コリン・セバスチャン氏は、アマゾンは多少利益率が下がっても販売数量を増やし、サービスを改善することに力を注いでいると指摘。結果的に相当な規模の利益を獲得できるので、この戦略は長期的には成功すると予想している。

アマゾンはまた、同社のプライム会員がいずれはホールフーズが顧客に提供している還元プログラムの適用を受けられるようになる、と説明した。

こうしたアマゾンの積極的な取り組みで小売り業界のシェア争いが激化するとの懸念が広がり、クローガー(KR.N)やウォルマート、スプラウツ・ファーマーズ・マーケット(SFM.O)などの株価が軒並み下落した。

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