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ウシ13頭が集団自殺、崖から飛び降りる異常事態発生!! 理学博士が緊急分析「真犯人はまさかの…」=スイス

TOCANA のロゴ TOCANA 2017/06/14 株式会社サイゾー

 アルプスの山々に囲まれた自然豊かな田園地帯、風光明媚な田舎町で13頭の牛が切り立った崖から身を投げるという奇妙な事件が起きた。牛たちを死へと追いやった犯人がいるのか、それとも集団自殺か? 現地では突然の悲劇に困惑が広がっている。英紙「Daily Mail」が報じた。

■崖から飛び降りた牛たち

 惨劇が起きたのはスイスの南部、ヴァレー地方にあるルブロンという山岳地方ののどかな農村である。先月31日の深夜、ある牧場から13頭の牛が突如逃げ出した。牛たちは柵や囲いを破壊し、牧草地帯を走り抜け、最後には高さ50メートルもの崖から転落してしまった。

 逃げ出した13頭のうち12頭の牛が死亡し、仲間たちの遺骸の上に落ちた一頭だけが生き延びた。しかし、この牛も顎に大怪我を負って動物病院へと運ばれたという。現地の保険会社によると、今回の不可解な事件の損害額は推定で20,000スイスフラン(約227万円)にのぼるという。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/06/post_13490.html

■牛たちに何が起きたのか?

 牛たちが通り抜けた牧草地の所有者は、狼か野犬が牛を襲って追いかけたのではないかと推測している。スイスでは一時期野生の狼は絶滅したと考えられていたが、20年ほど前から再び確認されるようになった。今回の事件が起きたヴァレー地方でも、狼による羊の襲撃が問題になっている。だが、牧草地にいた4頭のヤクが襲われることもなく無事だったこともあり、襲撃説には疑問の声も出ている。

 2005年、トルコで1500頭もの羊が崖から転落する事件があった。だが、この事件は群れでまとまって同じ方向へ向かう羊の習性ゆえに起きた悲劇だった。しかし、牛は羊とは異なり、襲われた場合はそれぞれバラバラの方向に逃げる。全頭が同じ崖から次々と飛び降りるという状況は、非常に不可解なのだ。

 では一体、牛たちに何が起こったのだろうか? 生物学にも詳しい理学博士X氏に見解を伺ったところ、やはり犯人は野生の狼などの襲撃者ではないかという。

「動物は自殺しません。まして集団自殺などまずありえません。やはり可能性が高いのは、群れによる襲撃でしょう。狼たちが連携して牛の群れを一定方向に誘導したという可能性があると思います」(X氏)

 だが、死んだ牛たちに捕食された形跡がないこと、現場にいたものの逃げなかった家畜もいたことなど疑問が残る。X氏もその点については首をひねった。

 実は、スイスでは牛の集団転落事件がこれまでにも起きている。2009年8月、ベルン州ラウターブルンネンの村で、やはり28頭の牛が崖から集団で転落して死んでいる。また、スイスと国境を接するフランスでも同様の事例が報告されており、2016年にはオート=アルプ県で17頭の牛が、2014年にはオー・ジュラ自然公園で14頭の牛が集団転落死しているという。この一帯には、牛を集団転落死に誘う何かが存在するのだろうか?

■もう一つの可能性

「襲撃以外に考えられる理由の一つは“音”です。例えば、大きな雷や上空を通ったヘリコプターなどによる異音が、牛たちを興奮させ、逃げ惑わせたのかもしれません」(X氏)

© TOCANA 提供

 スイスの山中に響き、牛たちを死に追いやった異常な音――その正体は一体何なのだろうか。もしかすると参考になるのは、2016年にスイス第二の都市ジュネーブで起きたある怪事件かもしれない。2016年10月、ジュネーブの上空に巨大なUFOが現れ、多数の市民に目撃される事件があった。目撃者によると、UFOは奇妙な音を発しながら空中をホバリングしていたという。

 果たして、憐れな牛たちは怪音を発するUFOに追い回されて崖を転落したのだろうか。スイスやフランスの山岳地帯で一体何が起こっているのか? 一刻も早い真相解明が待たれる。

(吉井いつき)

※イメージ画像:「Thinkstock」より

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