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カタルーニャ住民投票「独立賛成」90%、警察と衝突で844人負傷

Reuters のロゴ Reuters 2017/10/01

[バルセロナ 1日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州で1日、分離独立の是非を問う住民投票が行われた。当局によると226万人が投票し、90%が独立に賛成した。投票率は自治州の有権者数534万人に対し42%と、想定を上回った。

スペイン政府は住民投票が憲法に反するとの声明を発表しており、同国警察は投票を阻止するため警棒やゴム弾を使用、自治州当局によると844人が負傷したという。スペイン内務省は警察官12人が負傷したと発表した。

スペインのラホイ首相は同自治州の独立を認めておらず、テレビで独立派は「国家全土への脅迫」を企てていると非難。自治州の将来について、全政党での協議を呼び掛けた。

今回の住民投票により、スペインは数十年ぶりとなる憲法上の危機に見舞われており、同国政府とカタルーニャ自治州の間の溝は深まっている。

カタルーニャ住民投票、スペイン警察との衝突で数百人が負傷 © REUTERS カタルーニャ住民投票、スペイン警察との衝突で数百人が負傷

カタルーニャ自治州のプチデモン首相はテレビ演説で「この希望と苦しみの日に、カタルーニャの住民は、共和国の形態による独立国家を得る権利を手に入れた」と主張。「わが政府は数日中に、この日の投票結果を、わが住民の主権が存在するカタルーニャ議会に送り、住民投票の法律に従って行動することができるようになるだろう」と述べた。

プチデモン州首相は、独立が可決された場合、同州政府は48時間以内の独立を宣言すると述べていた。

バルセロナに州都を置くカタルーニャ自治州は、スペインの産業や観光の5分の1を占める。

投票当日は警棒を持ったスペイン警察が投票所に押し入り、有権者を排除しようとした。これに対し海外からは批判が集まった。英国のジョンソン外相は、住民投票は違憲だとするスペイン政府の見解を支持しつつ、警察の対応には懸念を表明した。

スペインのサエンスデサンタマリア副首相は、警察の行動は適切だったと主張。「自治州政府の全く無責任な行為には、国家の治安部隊で対応する必要があった」と述べた。

*内容を追加しました。

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