古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

キレずに「怒り」を伝える方法

All About のロゴ All About 2017/05/29

不満を伝えるといつも険悪なムードになり、挙句の果てにはケンカばかりしていませんか? 怒りの底にある素直な気持ちを上手に伝える方法をお伝えします。 © AllAboutMedical 提供 不満を伝えるといつも険悪なムードになり、挙句の果てにはケンカばかりしていませんか? 怒りの底にある素直な気持ちを上手に伝える方法をお伝えします。

いたずらに「キレたケンカ」を繰り返していませんか?

「ケンカするほど仲がいい」「ケンカはすればするほど、絆が深まる」などとよく言われますが、果たして本当でしょうか?

ケンカで言いたいことや思いが伝わったなら、甲斐もあるでしょう。しかし、キレて怒りを爆発させるだけでは、お互いへの誤解や不満が募るだけです。

効果的に怒りを伝えるテクニックとは?

では、どうしたら「キレたケンカ」を回避し、素直に気持ちを伝えながら、冷静に話し合うことができるのでしょうか? 私は、以下の5つのステップを心がけるとよいと思います。

Step.1 相手の正面に座って深呼吸してから話す

怒ったときこそ、冷静になることが大切。早口で感情的な口調にならないように気をつけ、深呼吸してから話しましょう。

Step.2 何に怒っているのかを提示し、気持ちを伝える

どんなことに対してどう感じたのか、相手に伝わるように話しましょう。

Step.3 解決策までを具体的に話し合う

ここでは怒りを蒸し返さず、「こうしてほしい」「こうしよう」というように解決策を話し合います。

Step.4 「なぜ?」と思ったら、あいまいにしない

相手が納得いかないような返答をしたときには、「それどういう意味?」と、その場で確認します。

Step.5 フォローの言葉も忘れずに

これからの関係を良好にしていくためにも、冷静に話し合えたことへの感謝を伝えます。

また、辛淑玉氏の著書『怒りの方法』(岩波新書)には、10の心得が記載されています。こちらも分かりやすく実践しやすいので、参考にされるといいでしょう。

効果的に怒りを伝えるには冷静さと計画性が必要なのです。ただ「怒り」の感情のみを爆発させても、相手はあなたへの軽蔑を濃くするだけです。

怒りを伝えるときに言ってはいけない言葉とは?

怒りを伝えるときには、ただ一方的にあなたの思いを伝える、という方法ではいけません。相手は自分への配慮を感じればこそ、あなたの怒りの裏にある真剣な思いに耳を傾けてくれるものです。たとえば、こんな言葉を何気なく言ってしまっていませんか?

1 「だからお前はダメなんだ!」~人間性へのダメ出しをする

2 「どうせわたしは○○だよ!」~自分を卑下する

3 「あんたには無理だよ」~最初から不可能だと決めつける

4 「女の考えそうなことだ」~性別、出身地、家系、所属によるものだと決めつける

5 「他でもやってるんだろう!」~根拠のない憶測をする

6 「どうして○○みたいにできないの?」~他人を引き合いに出す

7 「あのときだって○○だったし……」~過去を責める

とっさに出てしまう言葉でも、たった一言が人間関係の亀裂を決定的なものにすることもあるのです。怒りが湧き上がってきたときこそ、一呼吸おいて気持ちを整理しなくてはなりません。

怒りを感じてもついガマンしていませんか?

しかし、なかには怒りを感じても、相手に自分の気持ちを伝えることができない人もいるでしょう。苦虫をかみながらもガマンしてしまい、自分の心のなかにいつも割り切れない感情が残っている人も多いと思います。

怒りに込められた気持ちを吐露するのは、慣れない人には一朝一夕にできることではありません。しかし、まずは第一声を。

怒りを感じたときの正直な気持ちを、まず言葉に出してみてください。そこから、なぜ自分が怒りを感じているのか、相手にわかるように話していけるよう、勇気をもってトライしてみることが大切です。

All Aboutの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon