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ココが知りたい! 5分で分かる「Windows 10」バージョン管理のポイント

ITmedia エンタープライズ のロゴ ITmedia エンタープライズ 2017/04/09
ココが知りたい! 5分で分かる「Windows 10」バージョン管理のポイント: SCCMのダッシュボード。画面右に有効期限切れ(OSサポートが終了している)と間もなく期限切れ(4カ月以内にOSのサポートが終了する)という欄があり、サービス接続ポイントからダウンロードしたメタデータから算出した割合が参照できる © ITmedia エンタープライズ 提供 SCCMのダッシュボード。画面右に有効期限切れ(OSサポートが終了している)と間もなく期限切れ(4カ月以内にOSのサポートが終了する)という欄があり、サービス接続ポイントからダウンロードしたメタデータから算出した割合が参照できる

 こんにちは。日本マイクロソフトでWindows 10の技術営業を担当している山本築です。いよいよ4月11日にWindows 10の最新アップデート「Creators Update」の提供が全世界で始まります(手動更新については5日から可能になっています)。

 こうして最新のバージョンが提供されるたびに、OSの運用管理にスポットが当たります。Windows 10のバージョンをいかに管理し、スムーズにWaaSに対応していくか――。今回はOSの管理に絞ってポイントをお伝えしようと思います。

●社内でWindows 10のバージョンがバラバラなんですけど……

 組織内の全てのPCが同じバージョンで統一されていればOS管理は楽ですが、Windows 10ではアップデートの頻度も高まるので、複数のバージョンが混在するケースも想定されます。この連載では、以前部署ごとにグループを作って配信する方法も紹介しましたが、そのためには各端末のバージョンを可視化する必要があります。それには、System Center Configuration Manager(SCCM)などを使うのがオススメです。

 SCCMのダッシュボードを使うことで、どの端末がどのBuildのバージョンなのかを可視化できます。そして、OSサポートが終了しそうな(もしくは終了してしまった)端末はどれだけあるのかを表示してくれるのです。

●このアプリは次期バージョンで使えるの? を知る「Ready For Windows」

 Windows 10のアップデートに伴う作業として、アプリケーションの動作確認があるかと思いますが、各市販アプリの対応状況を確認できるWebサイトがあります。それが「Ready For Windows」です。これはMicrosoftが提供しており、WaaSへの対応状況やどのバージョンに対応しているのかを検索できます。

 Ready For Windowsに登録されているアプリならば、メーカーが公表している対応状況が掲載されていますし、仮にメーカーが公表していなくても、Windows 10で稼働しているかどうかという導入状況を確認できます。アプリの互換性検証についてはホワイトペーパーも配布しているので、検証時のリソース配分を決める指標に、合わせて使ってみてください。

●社内端末のアップグレードを支援する「Windows Analytics」

 社内端末のアップグレードを支援するサービスもあります。それが「Windows Analytics」です。これを利用するにはIT管理ソリューション「Microsoft Operations Management Suite(OMS)」のワークスペースを使います。Azureのテナントを取得する必要がありますが、1日の通信料が500Mバイト未満かつ、データ保持期間が7日間であれば無料で使えます。

 Windows Analyticsの中には「Upgrade Readiness」「Update Compliance(現在はプレビュー版)」の2つの機能があります。まずUpgrade Readiness(旧Upgrade Analytics)は、稼働しているアプリやドライバがWindows 10の次期バージョンでも動作するのか可視化できます。この互換情報は、先ほど紹介したReady For Windowsを参照しています。このプログラムはWindows 7やWindows 8.1でも動作しますので、ぜひ試してみてください。

 Update Complianceは、各Windows 10クライアントにおける更新プログラムの適用状況を把握する機能です。記事冒頭で紹介したように、Windows 10のバージョン(1507、1511、1607)やセキュリティ更新、機能更新(品質更新)プログラムの適用ステータスを可視化できます。現在、正式提供に向けて開発を進めているところです。

 いかがでしたでしょうか。今回は3回にわたって、企業におけるWindows 10の展開方法について解説してきました。Windows 10を導入するには、計画→運用→管理の順で要件を固めていくとスムーズです。今後、Windows 10を導入する際には各ポイントに絞って計画を進めるといいでしょう。3回の内容に関連する、TechNetのURLをまとめた資料も用意しましたので、参考にしてください。

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