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コミュニケーション濃度を上げる「Eight」を活用して結果に繋げるワザ

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/06/02
コミュニケーション濃度を上げる「Eight」を活用して結果に繋げるワザ © KADOKAWA CORPORATION 提供 コミュニケーション濃度を上げる「Eight」を活用して結果に繋げるワザ

 Sansanのクラウド名刺管理アプリ「Eight」は、2012年に登場した。現在は150万人が利用している人気アプリとなったが、実は2015年から様々な機能強化が行なわれている。今でも名刺の登録しかいてない、という人は多いのではないだろうか。そこで今回は、コミュニケーション濃度を上げる「Eight」を活用して結果に繋げるワザを紹介しよう。 筆者は人物を記憶するのが苦手なうえ無精なので、名刺管理アプリ「Eight」に助けられることも多い 筆者は人物を記憶するのが苦手なうえ無精なので、名刺管理アプリ「Eight」に助けられることも多い ビジネス専用のSNSのように活用できる「フィード」  松重豊さん扮する営業マンがキーパーソンとニアミスして、後からその人の名刺を持っていたと言う部下に対して「それさぁ、早くいってよぉ~」と嘆くCMを見たことがあるだろうか。これは企業向けサービス「Sansan」のCMだ。株式会社Sansanはこのサービスとは別に個人向けの名刺管理アプリも提供している。これが、「Eight」(こちら)だ。  交換した名刺をスマホのカメラで撮影すると、画像をOCRで解析したり人手を使ってデータ化してくれる。名刺の管理も検索も可能なのに、アプリを無料でダウンロードできるので一気に普及した。筆者も2015年01月に「第56回 名刺データを人力で入力してくれる無料iPhoneアプリ「Eight」を徹底解説」(関連記事)という記事を書いたのだが、実はそこからいろいろな機能が追加されている。その中から、コミュニケーションに役立つ機能と活用事例を紹介しよう。 BtoBなのにバンバン流されている「Sansan」のCM スマホで撮影するだけで、データ化してくれる「Eight」 BtoBなのにバンバン流されている「Sansan」のCM スマホで撮影するだけで、データ化してくれる「Eight」  まずは「フィード」機能。Facebookのタイムラインのように、知り合いが投稿した内容が表示されるのだ。筆者のフィードには主にプレスリリースが流れてくるが、時々お役立ち情報の共有とか何かのお願いといった投稿も出てくる。  会社員の場合、名刺を交換しても個人のSNSではつながらないことが多い。すると、実際に仕事を進めるためにメールをやりとりするのでなければ、大半はコンタクトが切れてしまう。これはちょっともったいないところ。また、人によってはFacebookやTwitterといったプライベートなSNSにビジネスを持ち込むのが嫌だと感じることもある。ビジネスならビジネス専用のSNSが向いているのだ。  ビジネスSNSと言えば「LinkedIn」があるものの、日本では転職SNSと見られる向きもありそこまで使い倒されている状態ではない。そこで、ビジネスで名刺を交換した人とだけ繋がっている「Eight」のフィード機能が活躍してくれるのだ。  例えば、あるデジタルマーケティングの担当者が、「リアルタイムのカスタマーサポート用のツールを探している」と投稿したら、1時間もしないうちに数件の返答と、個別の提案依頼が来たそうだ。チェーン店の店舗開発担当者が「店舗開設のための土地を探している」と投稿すると、数時間のうちに複数の提案があり、フィード投稿から数千万円規模の案件が決定したという。人材募集やマスコミ戦略に使っているケースもある。名刺を交換した相手と幅広くコミュニケーションを維持できるのが大きなメリットだ。直接メールしているわけではないので、相手に負担を掛けているわけでもない。  ちなみに、この記事の画面を撮るため、広報さんへライターが必要ならお声かけください、といったメッセージを投稿した。名刺交換したすべてに見られるので、もちろんきちんとした文章にした。今回は、Sansanの広報さんに画面のキャプチャーに協力していただき、シェアもしてもらったのだが、驚くべきことにダミー画面を撮るより前に会ったことのない企業から仕事の依頼の連絡が2件もあった。どちらもお会いすることになり、驚くべき営業効果と言える。この縁は大切にしたい。さらに、10分後には15件以上のつながり申請が来た。知っている人もいたし、会ったことのない人もいたし、なんと著名人からも来た。  これはビジネスで何かを発信したいなら是非活用したいところ。ただ、その際のアドバイスをするなら、お金がかからないからと言って連投は避けたい。自社のリリースを機械的に貼るだけだと、効果は激減する。もう結構という投稿を連発するユーザーの場合は、ユーザー名の右横の矢印マークをタップし「このユーザーの投稿を非表示にする」を選べばいい。投稿する際は、誰に向けたメッセージなのか明確にし、自分の意見やコメントを付けると読む気になる。経営者に伝えたいのか、広報と共有したいのか、広く告知したいのか、などを書くといいだろう。また、テイカーが嫌われるのはどこでも同じ。まずは、ギバーを目指して信頼を得ることをオススメする。 画面上の「状況をポスト」をタップする 文章を入力する。画像を添付することも可能だ 画面上の「状況をポスト」をタップする 文章を入力する。画像を添付することも可能だ 投稿してみた コメントが付いたり、シェアされた投稿を見た人を紹介されることも 投稿してみた コメントが付いたり、シェアされた投稿を見た人を紹介されることも 名刺情報がベースになっているので人をつなぐのも簡単  メッセージ機能は以前からあるが、こちらもぜひ活用したい機能だ。メールと違って、その人の項目を開くとやりとりがまとめて記録されているのが便利なところ。Facebookメッセンジャーやchatworkといったサービスを利用している人も多いだろう。Eightのメッセージも似た感じ。繋がっている人の名前をタップするとプロフィールページが開き、名刺画像の下にある「メッセージ」をタップすればいい。後は普通にチャットできる。  ビジネスに使えるのが、グループでメッセージをやりとりできる点。複数のユーザーで打ち合わせの日程を詰めたりできるのだ。さらに、前述の通り繋がっている人にしかメッセージは送れないのだが、繋がっている人が招待した人はグループメッセージに参加できる。人を紹介する際、自分がハブになって両者を引き合わせることができるのだ。  その際、紹介された初めての人の名前をクリックすると、名刺情報だけでなくキャリアサマリや職歴、学歴なども閲覧できる。アイコンに顔写真を設定している人が多いので、あらかじめ顔を把握しておけるのもいい。初対面時の雑談が非常に楽になること請け合いだ。Google検索するのではなく、本人が公開している情報なので引かれることもないだろう。 名刺の画面の「メッセージ」をタップする メッセージの画面が開く 名刺の画面の「メッセージ」をタップする メッセージの画面が開く 他のメッセンジャーと同じようにやりとりできる 複数メンバーでグループチャットすることもできる。この場合は、繋がっていない人とも会話可能 他のメッセンジャーと同じようにやりとりできる 複数メンバーでグループチャットすることもできる。この場合は、繋がっていない人とも会話可能 Eightを使ったワンランク上の名刺活用技  Eightアプリで名刺データを直接交換することもできる。Bluetoothを利用し、周囲のEightユーザーを検出するのだ。ワンタップするだけで名刺画像を交換してEightでつながれるので、より多い情報を一瞬で共有できるのが便利。今はまだ、ビジネスの現場で初めて顔を合わせた相手に「Eight使ってますか?」と聞ける状況ではないが、もっと普及してくれればアリになるかも。紙の節約にもなるし、登録の手間も省ける。ミートアップイベントや飲み会などでは積極的に利用したい。  また、講演をすると、終了後に参加されている方が並んで名刺交換するのだが、Eightなら登壇者と一斉に名刺交換できる。その上で、話をしたい人に時間を割けるので効率的だ。  登録された名刺データの検索は人名や企業名でなくてもいい。「広報」や「人事」といったキーワードでも抽出できるのだ。部署やエリア、肩書きなどで絞り込み、特定の人に向けたセミナーの案内なども簡単に行なえる。  ときどき、フィードに日経電子版からのトピックスが表示されている。これは無作為に表示されているのではなく、名刺交換した相手の会社が表示されているのだ。取引先や顧客の情報は早く得るほど価値がある。ビジネスマンにとっては地味にうれしい機能だ。 名刺の追加画面から「名刺交換」をタップすれば交換機能が起動する。Bluetooth機能をオンにしておこう 「広報」で検索すると今までに交換した広報さんの連絡先が一覧表示。これは値千金の情報だ 名刺の追加画面から「名刺交換」をタップすれば交換機能が起動する。Bluetooth機能をオンにしておこう 「広報」で検索すると今までに交換した広報さんの連絡先が一覧表示。これは値千金の情報だ 日経電子版に連携できる 名刺を交換した相手の会社がニュースに出ていると、フィードに表示されるようになる 日経電子版に連携できる 名刺を交換した相手の会社がニュースに出ていると、フィードに表示されるようになる  月額400円もしくは年額4000円の「Eightプレミアム」プランを契約すると、3つの特典が得られる。まずは、優先してデータを入力してもらえるようになること。通常ユーザーと比べると3分の1の時間で入力してもらえる。状況によって大きく変わるのだが、ざっくり6時間くらいで入力される。午前中に登録した人は夕方帰社することには登録されているのだ。メールアドレスを手打ちするのが面倒で出せなかった御礼メールもさくっと送れるようになる。  2つ目が全項目入力。氏名や電話番号、メールアドレス、部署・役職、郵便番号、住所、FAX番号、携帯電話番号、WebサイトURLのすべてを入力するというものだ。無料の場合は状況によて氏名と会社名、メールアドレス、電話番号のみになる可能性がある。  3つ目が名刺データをCSV形式でダウンロードできるようになること。フリーランスなら、取引先に年賀状を送るためのリストを手軽に作成できる。PRのためにメールマガジンの送付リストを作るのも簡単だ。ダウンロードしたリストをいじっていて面白かったのが住所で絞り込めたこと。筆者の活動拠点である五反田駅周辺に名刺交換した企業が20社以上あったのだ。これは挨拶回りとか、どこかに行くときに近くの会社のアポをまとめたり、いろいろなことに使えそう。ちなみに、ダウンロードはPC版のEightから操作する必要がある。  また、通常名刺データの入力し直しは1枚30円かかるのだが、現在はプレミアムサービスを登録すると過去の名刺のデータも入力し直してくれる。これは過去の資産を無駄にせず、さらに活用できるようになるのでうれしいところだ。ちなみに、将来プレミアムサービスを解約してもデータは保持される。 PC版にログインし、右上の歯車アイコンから「名刺のダウンロード」をクリックする 「ダウンロードファイルを作成」をクリックする PC版にログインし、右上の歯車アイコンから「名刺のダウンロード」をクリックする 「ダウンロードファイルを作成」をクリックする 名刺リストが出た。名刺交換して五反田近辺にある会社が一覧でわかる 名刺リストが出た。名刺交換して五反田近辺にある会社が一覧でわかる  名刺の管理に時間をかけるのは無駄なので、可能な限り効率化したいところ。名刺交換の多いフリーランスやビジネスパーソンはEightを活用することをオススメする。広い範囲でコミュニケーションの濃度を上げていれば、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性が高まることだろう。 筆者紹介─柳谷智宣 1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。

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