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サルの自撮り写真の著作権巡る訴訟、収益の一部寄付で和解成立

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/13

[12日 ロイター] - 絶滅が危惧されているマカク猿の「ナルト」が6年前に撮影したセルフィー(自撮り)写真の著作権を巡る訴訟で、ナルトが使ったカメラを所有する自然写真家デービッド・スレーターさんが将来この写真から発生する収益の25%を、ナルト含めインドネシアのマカク猿の保護にあたっている慈善団体に寄付することで合意した。

裁判所の外で和解が成立した形で、スレーターさん側と、ナルト側から訴訟を起こしていた動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)が、ともに訴えを取り下げたという。

ナルトが微笑んでいる顔を写したこのセルフィーは、2011年にスレーターさんがインドネシアの保護区を訪れた際、使用可能な状態でおいたカメラを使ってナルトが撮影。スレーターさんがこれを野生動物関連の書籍に掲載したところ、ナルトに全著作権があるとして、書籍が販売された米国でPETAが提訴した。

これを受け、サンフランシスコ連邦判事は、2016年1月、著作権法は動物に適用されないとの判断を下した。

双方は共同声明を発表し「PETAとスレーター氏は、法律を動物にも拡大適用することをともに支持しており、今回の訴訟により重要かつ最新の問題が提起されたとの見解で一致した。双方とも、今後もその実現に向け働きかけていく」と述べた。

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