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サル展示の横に野生のサル…ベトナム初のサファリパークがゆるすぎる

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2016/12/02 古屋江美子

昨年のクリスマスイブ、ベトナム初のサファリパーク「ヴィンパール・サファリ」がオープンした。広さは上野動物園約27個分の380ヘクタール。動物は100種類以上、個体数2000頭以上で、東南アジア最大規模なのだとか。

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動物の死亡や脱走のウワサがネットで話題に

実はこちらのサファリパーク、その目新しさや見どころ以外の部分で、なにかとネットを騒がせてきた。オープンから2カ月ほど経ったころ、ある外国人専門家が「何千頭もの動物が死んでいる」とか「何百匹ものサルが逃げ出した」などと発言し、それがSNSで拡散されたのだ。さらに、「動物が非合法な手段で購入されているのではないか」なんてウワサも流れた。

ただ、これらのナゾはすでに解明済み。現地の報道によれば、動物はすべて合法的に手配されているとのこと。動物の死亡や脱走は、実際にあったものの、数はぐっと少なく、輸送中に死亡したのは100頭強。ほかに環境に適応できないなどの理由で死んだ動物もいるが、希少動物は含まれていなかったという。また、脱走したのは子ザル135匹。どれも150~200グラム程度の小さなもので、大きなサル用のオリに入れられてしまったのが原因らしいが、もともとベトナムにいる品種で環境に影響を与えるものではなかったようだ。

そんなちょっとお騒がせなサファリパーク、いったいどんなところなのか。実際に行ってきた。場所はベトナム南部のビーチリゾート、フーコック島。面積の約7割が国立公園という自然豊かな島で、海もとてもきれいだ。

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サルのオリの横に野生のサルが……

園内は歩いて見る動物園ゾーンとバスで周るサファリゾーンにわかれている。サファリゾーンは奥にあるため、まずは動物園ゾーンを歩いた。アフリカをテーマにしたという広い園内には、個性的なオブジェもチラホラ。

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動物もフラミンゴ、トラ、ライオン、ラクダなどさまざま。鉄格子やガラスのない舎も多く、開放的な雰囲気だ。広いのですべては周りきれなかったが、サルコーナーの充実ぶりには目を見張った。

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あるサルのオリの横では、野生のサルが来てエサを食べている光景にもでくわした。どうやらいつものことらしい。これなら、子ザルが逃げ出したことも大した問題にはならないかも……。

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ベトナムらしいゆるい空気が流れるサファリゾーン

いよいよサファリゾーンへ。ここからはバスに乗って見学する。

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サファリゾーンにいるのは、ライオンやサイ、キリン、ダチョウなど。基本的に日本でも見られるものだが、それぞれの動物の個体数の多さに驚かされる。最初に見たのはシカだったが、思わず「ここは奈良公園?」といいたくなる多さだった。

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希少なサイも、うじゃうじゃ。

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シマウマも。とにかく数が多い。

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ここまでたくさんいると、アフリカとか“野生の王国”感は逆に薄くなるが、どこかシュールな感じもして楽しい。草食動物のエリアには、のんきに自転車やバイクで乗り入れるおじちゃんスタッフもいて、ベトナムらしいゆる~い空気が流れていた。

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とりあえず、たくさんの動物たちがのびのび元気に暮らしている姿を見られてひと安心。ちなみに入場料は、身長1.4m以上の大人が50万ベトナムドン(約2500円)、身長1~1.4mの子どもが40万ベトナムドン(約2000円)。身長1m未満の子どもは無料。ベトナムでは身長での料金設定は珍しくないそうだ。

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たくさんの動物が一度に見られるうえ、フーコック島の豊かな自然も感じられるヴィンパール・サファリ。全体的に流れるベトナムらしいゆるい空気も心地いい。フーコック島はビーチリゾートとして日本人のあいだで人気が高まっているが、ビーチ三昧に飽きたら、たまにはこんなレジャーもおすすめだ。

(古屋江美子)

取材協力:ベトナム航空

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