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シャープはインテル「Compute Card」をデジタルサイネージで活用か

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/06/15
シャープはインテル「Compute Card」をデジタルサイネージで活用か © KADOKAWA CORPORATION 提供 シャープはインテル「Compute Card」をデジタルサイネージで活用か

デジタルサイネージジャパン2017のシャープブース デジタルサイネージジャパン2017のシャープブース  シャープは幕張メッセで開催された「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2017」の同社ブースにおいて、インテルのカード型PCモジュール「Compute Card」を搭載したデジタルサイネージ向け液晶ディスプレー製品2機種を参考展示した。  ブースでは、「コントローラ内蔵ディスプレイ」と表記されているだけで、Compute Cardを採用していることなどは表記していなかった。同社によると、2017年8月にも正式発表を予定しており、9月から出荷を開始する予定だという。価格などについては未定としているが、液晶ディスプレーと既存PCとのセット提案よりも、3割程度安くなるとしている。 手のひらサイズのCompute Card 手のひらサイズのCompute Card  Compute Cardは先頃、台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2017の基調講演で正式に発表されたもので、95×55×5mmというクレジットカードに近いサイズに、CPUやメモリー、SSD、ネットワーク機能などを搭載している。  Compute Cardをデジタルサイネージやキオスク端末、小型PCなどに挿入することでインテリジェント端末として利用できるようになるのが特徴。シャープのほかにも、LGディスプレイやデルなどが搭載製品を投入する計画を打ち出している。  Compute Cardに搭載されるCPUはいくつかの種類が用意されているが、シャープでは、最下位となるCeleron相当のCPUを搭載したカードを利用するという。  発売を予定している液晶ディスプレーは、40V型および50V型であり、Android OSを搭載し、それを処理するCPUユニットを搭載しているが、Windows環境でのコンテンツの製作や運用を可能にするために、Compute Cardを利用できるようにしたという。  同社ではすでに拡張ボードとして、Windows 10 IoT Enterprise 2015 LTSBを搭載したコントローラーボードや、LANケーブル1本でHDMIの映像および音声信号や制御信号を最長100m伝送できるHDBaseT受信ボード、ディスプレーにワイヤレス接続機能を追加できるワイヤレスボードを提供している。だが、内蔵モデルとは別に新たな形のコントローラーボードとして、Compute Cardを追加する。 Compute Cardを搭載するボード Compute Cardを搭載するボード ファンが搭載されているがあまり動作することはないという ファンが搭載されているがあまり動作することはないという 専用インターフェースで機器に接続されることになる 専用インターフェースで機器に接続されることになる Compute Cardを搭載した50V型ディスプレー。ステージで使用されていた こちらは40V型のCompute Card搭載ディスプレー Compute Cardを搭載した50V型ディスプレー。ステージで使用されていた こちらは40V型のCompute Card搭載ディスプレー ディスプレイ背面にCompute Cardを搭載するボードが格納されている ディスプレイ背面にCompute Cardを搭載するボードが格納されている  「店舗に設置したデジタルサイネージを、ローカルで運用処理をしたり、コンテンツをスムーズに動作させるために、コントローラーを内蔵させることになる」(シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアルソリューション事業部国内営業部・高森 仁志部長)とする。今後はエッジコンピューティングとしての活用も見込まれそうだ。  なお、発売する液晶ディスプレーには、シャープ独自のデジタルサイネージソフト「e-Signage」のビューア版を標準搭載する。 4K8Kモニターや5年ぶりのプロジェクターも  一方、シャープブースでは先頃発表した市場想定価格800万円の70V型8K映像モニターも展示したほか、70V型フルHDパネルを16画面使用した280V型相当の4K8K(7680×4320ドット)モニターもあった。パブリックビューイング用として提案するものであり、展示ブースでは8Kコンテンツを表示したり、NHKで放送している4Kコンテンツを見せていた。 先頃発表した70V型8K映像モニター。8K解像度でのHDR規格にも対応している 先頃発表した70V型8K映像モニター。8K解像度でのHDR規格にも対応している  70V型フルHDパネルを16画面使用し、280V型相当とした4K8Kモニターを展示。パブリックビューイング用として提案70V型フルHDパネルを16画面使用し、280V型相当とした4K8Kモニターを展示。パブリックビューイング用として提案 「色ムラを大幅に抑えることができるSHARP Advanced UCCTや、自動逆スキャン機能を標準搭載したことで、輝度と色の均一的な表示が可能になる。動きの速い動画で発生する表示ズレを改善することができる」(高森氏)という。 また鴻海との共同開発により、5年ぶりのプロジェクター市場参入となる超単焦点プロジェクターを展示。 シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアル事業部商品企画部・村松 佳浩部長は、「まずは企業の会議室での導入での引き合いが多い。企業向けには、高輝度スクリーンとのセット提案も増やしていきたい。また、レーザー光源の採用によって、2万時間の寿命を持つことから、ショーウインドーでのサイネージ用途でも提案したい。超短焦点は設置場所に融通が利くこともあり、商品の影が映らない形での表示も可能である。内側からガラスに投影するといった使い方提案もできる」とした。6月下旬から出荷を開始する超単焦点プロジェクター。鴻海との共同開発により、5年ぶりのプロジェクター市場参入6月下旬から出荷を開始する超単焦点プロジェクター。鴻海との共同開発により、5年ぶりのプロジェクター市場参入レーザー光源の採用により2万時間の寿命を持ち、企業の会議室での用途のほか、サイネージ用途でも提案するレーザー光源の採用により2万時間の寿命を持ち、企業の会議室での用途のほか、サイネージ用途でも提案する 3000lmの製品が6月下旬から出荷を開始し、ユーザー渡し価格は57万円。4000lmの製品が8月上旬から出荷を開始し、ユーザー渡し価格は72万円。価格はいずれも税別。デジタルサイネージソフトはIT知識なくても操作できるよう刷新 そのほか、BIG PADにゲームエンジンを搭載することで、PowerPointで制作した動画コンテンツをスムーズに動作させるソリューションや、テーブルにBIG PADを埋め込んで、タッチ操作が可能なタッチテーブルなども展示していた。PowerPointのアドイン機能を活用して手軽にデジタルサイネージを制作できるPowerPointで制作したコンテンツはゲームエンジンを搭載したサイネージによってスムーズに動作するというPowerPointのアドイン機能を活用して手軽にデジタルサイネージを制作できるPowerPointで制作したコンテンツはゲームエンジンを搭載したサイネージによってスムーズに動作するというタッチディスプレイ機能を利用したタッチテーブルタッチディスプレイ機能を利用したタッチテーブル さらに、コンテンツの配信、表示するシャープ独自のデジタルサイネージソフト「e-Signage」を、今年秋にも大幅に刷新することも紹介していた。 現時点では、「NEW e-Signage」という仮称がつけられているが、ユーザーインターフェースを一新。コンテンツごとに設定されたアイコンを移動させるという直感的な操作だけで、設定ができる。 高森氏は、「これまではショッピングモールなどの利用を想定したものとなっていたが、全国規模でのチェーン店などでは、それぞれの店舗ごとにローカルでコンテンツの設定をしたいといった要望が出ていた。そうしたシーンでは、IT知識を持たない店内スタッフが操作することが多く、より簡単で、直感的な操作で使えるソフトウェアが求められていた。そこでNEW e-Signageでは、誰もが使えるようにユーザーインターフェースを刷新した」という。シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアルソリューション事業部国内営業部・高森仁志部長(右)と、シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアル事業部商品企画部・村松佳浩部長(左)シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアルソリューション事業部国内営業部・高森仁志部長(右)と、シャープ ビジネスソリューション事業本部ビジュアル事業部商品企画部・村松佳浩部長(左) 正式名称や価格などは現時点では未定。「新たなe-Signageの投入にあわせて、今後は、e-Signageの海外展開も視野に入れている」という。今年秋に大幅な進化を遂げる予定の「e-Signage」は、直感的な操作ができる今年秋に大幅な進化を遂げる予定の「e-Signage」は、直感的な操作ができる8Kの地図で情報量アップを狙う 一方シャープ製品は、他社ブースでも見かけることができた。 地図広告、交通広告などを手掛ける表示灯のブースでは、川越市で展開しているロボホンと連動したサービスをデモストレーション。モニター上に表示された内容などと連動しながら、ロボホンが音声で伝えてくれる。 さらに表示灯では、シャープのソーラー充電スタンドを活用した提案活動も開始しており、自治体などに設置して、ソーラーによって蓄電した電気をスマホの充電に使用したり、液晶ディスプレーに各種情報を配信し、住民サービスや緊急時の情報提供などに活用する考えだ。また、シャープの8Kディスプレーを使って、地図上に日本語以外の言語も表記するといった活用を提案する展示もあり、8Kの解像度を利用することで、細かい文字を表示。情報量を増やすことができるという。地図広告、交通広告などを手掛ける表示灯のブースでは、川越市で展開しているロボホンと連動したデモストレーション地図広告、交通広告などを手掛ける表示灯のブースでは、川越市で展開しているロボホンと連動したデモストレーション川越市のマスコットキャラクター「ときも」に扮するロボホン川越市のマスコットキャラクター「ときも」に扮するロボホン8Kディスプレーで表示灯が持つコンテンツのサムネイルを一覧表示8Kディスプレーで表示灯が持つコンテンツのサムネイルを一覧表示地図を表示した際にも8Kの解像度によって、細かい文字もきれいに表示される地図を表示した際にも8Kの解像度によって、細かい文字もきれいに表示されるソーラーによって蓄電した電気は、スマホの充電や液晶ディスプレーの情報表示に使われるソーラーによって蓄電した電気は、スマホの充電や液晶ディスプレーの情報表示に使われる■関連サイトシャープ

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