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ジャニーズの“記事潰し”手法が丸わかり、少年隊・植草克秀のDV&再婚報道

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/04/16 Cyzo

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またまたAKB48総選挙の季節が来た。個人的な“押し”は乃木坂46とAKB48を兼任する生駒里奈、18歳! でも今さらながら気が付いた。女性週刊誌はAKB48を取り上げることはほぼない。いい意味でも悪い意味でもスルーである。一部男性たちの熱狂とは裏腹に、女性たちはあの集団によっぽど興味がないのだろう。無視(笑)。それがAKB48の大きな特徴の1つである。

第216回(4/12~16発売号より)

1位「植草克秀 DVで離婚した前妻に養育費の減額を要求する『厚顔仮面』」(「週刊女性」4月29日号)参照「少年隊・植草克秀 『発表を控えていた理由は――帝王切開 出産が大変だった妻に重圧をかけたくなかった』」(「女性自身」4月29日号)2位「中森明菜“恋人マネージャー”が真相激白! 『復活は悲願。でも体調は全然…』」(「女性自身」4月29日号) 3位「三谷幸喜は本誌野直撃に…オメデタ発表前夜の再婚妻のゆったり服とペタンコ靴姿」(「週刊女性」4月29日号)

 まずは参照の「自身」から。少年隊の植草克秀が再婚し、子どもを授かった。妻は植草が離婚し、その傷が癒えた2年半ほど前から交際を始め再婚となったらしい。しかし植草は再婚と出産について公表していない。その理由は妻が40代の高齢初産で妻に負担をかけないようにとの配慮からだったという。「自身」記者の直撃に植草本人も「話が表に出たら彼女にストレスをあたえてしまうと思った」と答え、「自身」も「“極秘再婚“の陰には、植草のこまやかな愛情があった」と記す。完璧なる美談記事である。

 しかし――。

 「週女」では事態は一変する。そこには植草の数々の卑劣な行為が暴き出されているのだ。まず、植草の再婚相手は前妻と結婚していた時から交際していた不倫相手で、今回は略奪婚&デキ婚だという。まあ、これはよくある話だが、驚くのは離婚のもう1つの原因。それが植草のDVだと「週女」は告発する。しかもその内容はかなりのひどい。

 拳で殴られ、足で蹴られ気を失って放置される。グラスを投げつけられ救急車で搬送される。肋骨が折れるなど壮絶だったという。「週女」にはその証拠として「医師による診断書」を入手、掲載している。その診断書には「左胸部打撲―脇骨不全骨折」とあるが、そこにはこんな下りも。「本人の話では、それ以外にも、数年に渡り夫より暴力を受けているとのことで、DVの疑いがあります」と。離婚協議で植草はDVを認め、そのための慰謝料も支払われていたという。これでDVは決定だ。

 さらに「週女」は、植草のなんとも“セコイ”裏話も暴露する。再婚し子どももできた植草は、それを理由に前妻との間にできた子どもへの養育費の減額を家庭裁判所に申し立てたというのだ。あーあ。植草ってこんなに“残念な男”だったのね。それだけではない。「週女」は植草のさらなる残念ぶりを暴露する。再婚相手の実家は子役プロダクションを経営し、現妻は関連会社の取締役を務める。一方の植草は、「少年隊のなかでも一番ヒマでほとんど仕事がない」。そして現在、現妻が所有するマンションに植草は住んでいると。まるでヒモのような植草――。

 問題は「週女」と「自身」が同じ発売日号で同じテーマを扱いながら、なぜここまで差があるかだが、それはもちろん植草がジャニーズだから。「週女」記事は前妻の“友人”なる人物がこれらを暴露している。植草と前妻は離婚の際、お互いにマスコミに話さないという取り決めをしたが、養育費減額に怒り心頭の前妻サイドが「週女」に情報を流す。さらに「週女」の動きを察知したジャニーズが、懇意にしている「自身」に美談記事を書かせて、「週女」の暴露記事を少しでも薄める。これまたよくある芸能事務所の記事潰しの1つ、典型例である。

 ここ最近「自身」はジャニーズの意向を汲んだ記事が多かったから、そのご褒美の意味でも、「自身」が選ばれたのだろう。さらに残念なのは今回の主人公が植草だったこと。あまりぱっとしない元アイドル47歳。ジャニーズ事務所が必死に記事潰しをしてもねーと、思わせるほどの存在感のなさ。暴露記事を読んでも「やっぱりね」程度の意外性のなさ。ジャニーズのマスコミ支配、記事潰しという面白いネタではあるが、それが植草で発揮されてもどうなの? そんな植草の再婚裏エピソードであった。 

 そんな「自身」であるが、トップ特集の中森明菜ネタはなかなかナイスである。引きこもり中の明菜を支えるマネジャー兼恋人の存在は有名だ。明菜と唯一コミュニケーションがとれ、マスコミにとっても大きなルートの1つだから。だが、今まで彼の肉声が伝えられることはほとんどなかった。

 そして今回「自身」はこのマネジャーを直撃、20分というかなり長い時間、話しを聞くことに成功している。それによれば、明菜の体調は「まだ全然」で、状態は悪いこと、そのため治療を続けていること、復帰のメドも全然何も決まっていないことなどなど。さらに「自身」は今年正月に報じられた「明菜が神主と結婚」についても質問するが、恋人兼マネージャーであるにもかかわらず、「わからない」し、「聞けないし聞きたくもない」らしい。あの情報は、引きこもりの明菜に新しい恋人ができること自体不自然だし、“トンデモ”偽情報というのが定説だから、まあ当然の反応だろう。

 そしてこの直撃からわかること。それは明菜が全幅の信頼を寄せ、同じマンションに住んでいる恋人兼マネージャーといえども、明菜の傷を癒やすことはできない、そして腫れ物に触るような関係ではないかということだ。明菜の人間不信はこれまでも多々語られてきた。近藤真彦との別離、家族との確執、何度もマネジャーを切り、仕事関係者にも疑心暗鬼――。唯一このマネジャーだけが頼りではあるが、それでもかなりの距離感を感じてしまう。

 人生一度と思い込んだ近藤との恋愛に破れ、裏切られ、それが明菜の心を壊してしまった。だが考えれば、明菜ほど純粋な女性も珍しい。明菜とよく比較されるのが松田聖子だが、郷ひろみとの別離会見で涙を流した直後に神田正輝と結婚し、離婚。その後も数々のスキャンダルを撒き散らしながら芸能界で堂々の地位を確立した。一方明菜は、近藤との恋愛を引きずりつづけて、壊れていく――。

 芸能界という魔界を生き抜くには、聖子の行き方が正しく、そして明菜はあまりにも脆かったのだ。だからこそ、表舞台に出てこない明菜の復帰をファンはずっと待っている。だがマネジャーの言葉からは、明菜の復帰は遠く、というか本当に復帰が実現することなど不可能とさえ思えるものだ。そんな意味でも貴重なマネジャーの“肉声”記事だった。

 中山美穂、辻仁成夫妻の離婚騒動で、ありがたくないトバッチリを受けたのはおそらく三谷幸喜ではなかろうか。三谷の再婚相手「yuma」はかつて辻のご寵愛を受け、南果歩との離婚の原因にもなった女性だ。そんな女性と再婚した途端、中山、辻の騒動が勃発し、「yuma」と辻のかつての関係が掘り返される。そして「yuma」が妊娠していることも発覚したが、そんな“おめでた”さえ、この騒動の“流れ”で報じられる始末。

 「週女」はそんな三谷に直撃するもスルーされている。でも、このネタはやはり面白い。辻の元恋人が三谷の現妻――ってだけで笑えるから。さすが喜劇王! 私生活でもやってくれます(笑)。

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