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ジョニー・デップから浅野忠信まで…人気俳優たちが音楽活動に向かう理由とは?

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/11/14 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 ジョニー・デップが11月11日、両国国技館にて開催の『THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE』にハリウッド・ヴァンパイアーズのギタリストとして出演した。

(関連:Ken Yokoyama × Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)対談!「誰だっていつでもそのシーンの一部になれる」)

 彼は同イベントで、ミュージシャンとしてのパフォーマンスを日本で初めて披露。ジョニーはこれまで『シザーハンズ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『チャーリーとチョコレート工場』など数々の映画作品に出演し、ハリウッド俳優として名を馳せてきた印象が強い。しかしその一方で、隠れたギターの名手としても知られている。ギターを担当していたバンド・The Kidsでイギー・ポップのオープニングアクトを務めたほか、オアシスのアルバム『Be Here Now』収録曲「Fade-In-Out」にスライドギターで参加したという過去を持っている。今回出演したバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズは 2015年に、アリス・クーパー、ジョー・ペリー(エアロスミス)と結成したもので、同名のアルバムもリリースしている。同作でジョンはパワフルなギターを披露しており、ライブでは熱量の高いパフォーマンスを見せている。

 実は、こうした著名な俳優が音楽活動を行なっている例は、90年代にはさして珍しいものではなかった。『スピード』や『マトリックス』シリーズで主演を務める俳優、キアヌ・リーブスは1991年から2002年までグランジロックバンド・ドッグスターDogstarでベースを担当していた。バンドでは、主張しすぎず全体をしっかりと支えるような音を鳴らしており、キアヌの人柄そのままのサウンド、という印象を受ける。

 また、『レクイエム・フォー・ドリーム』、『スーサイド・スクワット』などで知られる俳優・ジャレッド・レトも、1998年から現在もなお、バンド・Thirty Seconds to Marsのボーカル・ギターとして活動中だ。深く落ち着いた、美しい歌声で数々のリスナーを魅了している。

 そのほかにも、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』に出演したニュージーランド出身俳優・ラッセル・クロウが、2005年まで30 Odd Foot Of Gruntsのボーカル・ギターとして音楽活動を行なっていたという例もある。ラッセルはワイルドでセクシーなボーカルを披露していた。

 彼らの活動は90年代に特に活発であったが、国内でも近年、こうした音楽活動を行なう俳優が、時折見られる。2013年にバンド・SODA!を結成した浅野忠信をはじめ、『何者』や『キセキ-あの日のソビト-』などの映画でミュージシャン役を多く務め、自身のTwitterでオカモトレイジ(OKAMOTO’s)らとバンドを組んだことを報告した菅田将暉(参考:https://twitter.com/sudaofficial/status/650143038447063041?lang=ja)、昨年4月16日に開催の『『新宿スワン』スペシャルライブ~SSSL~』でMAN WITH A MISSIONのステージに飛び入り出演し、Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」を演奏した綾野剛などである。彼らに共通するのはやはり、純粋に“好き”だという気持ちから自由に音楽をやっている、ということだ。

 著名な俳優たちが純粋に音楽活動を行うことーー実はそれは大変に難しい。しかし、それでも彼らのように音楽へ向かう俳優が多いのは、演じることとは別の面白さがあるからだろう。浅野は以前、当サイトのインタビューで「俳優業は決して自由な表現ではないからこその魅力がありますが、音楽には自由に表現する魅力を感じていますね」と自身が音楽活動へ向かう理由について語っていた。(参考:http://realsound.jp/2015/06/post-3647.html 浅野忠信はなぜバンド活動を続けるのか「音楽を通じて自分の気持ちを変えたい」)彼らにはこれからも、俳優という枠にとらわれたり、自らの可能性を狭めたりすることなく、自由に好きなことに挑戦し続けて欲しいものだ。(村上夏菜)

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