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スマートフォンが発熱する原因とその対策 冷却グッズも一考の価値あり

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/08/15
スマートフォンが発熱する原因とその対策 冷却グッズも一考の価値あり: 伝説ポケモンや「Pokemon GO STADIUM」(写真)などのイベントで、この夏、にぎわいを見せている「ポケモンGO」。屋外でプレイする機会が増えているが、スマホの熱対策も講じておきたい © ITmedia Mobile 提供 伝説ポケモンや「Pokemon GO STADIUM」(写真)などのイベントで、この夏、にぎわいを見せている「ポケモンGO」。屋外でプレイする機会が増えているが、スマホの熱対策も講じておきたい

 スマートフォンを使っていると、突然端末が熱くなった……という経験のある人は多いだろう。特に夏の炎天下に「Pokemon GO(ポケモンGO)」などのゲームを長時間プレイすると、あっという間に熱くなることも珍しくない。スマホが熱くなったまま使っていると、端末の故障につながるほか、やけどをするといったリスクもある。ここでは、スマホが熱くなる原因とその対策について説明する。

●スマートフォンが熱くなる原因

周囲の温度が高い

 例えば、直射日光が当たるような高温下の環境では、スマートフォンはどんどん熱くなる。筆者も晴天下の浜辺でスマホを使ったところ、あっという間に熱くなったことがある。また、駐車中の車内は高温になるため、ここにスマホを起きっぱなしにするのはとても危険だ。

 Appleはサポートサイトで「iOS デバイスは環境温度(周囲の温度)が 0°〜35℃ の場所でお使いください」と説明している。また、ドコモ「Xperia XZ Premium」の取扱説明書には「極端な高温、低温は避けてください。温度は5℃〜40℃(ただし、36℃以上は風呂場などでの一時的な使用に限る)と記載されている。少なくとも温度が36度を超える場所では使わないようにしたい。

バッテリーに負荷がかかる

 充電しながらスマートフォンを使っていると、本体が熱くなりやすくなる。これはバッテリーに負荷がかかり、バッテリー自体が熱くなっているため。

 また、3〜4年前に購入したなど、比較的古い機種を使っていると、バッテリーが劣化しやすい。バッテリーが劣化すると放電と充電を繰り返すため、バッテリーに負荷がかかって本体が熱くなる。古い機種を使っている人は、バッテリーを交換するか、新しい機種に変更するのも一考の価値がある、

CPUに高い負荷がかかる

 スマートフォンの熱は、CPUからも発する。グラフィックがリッチで大容量のデータをダウンロードするなど、負荷の高いアプリを長時間プレイするとCPUの温度が上がり、本体が熱くなる。本体の温度が一定まで上昇すると、これ以上熱くならないよう、CPU側であえてパフォーマンスを下げるよう制御することもある。例えばカメラの撮影ができなくなったり、急に動作が緩慢になったりといったことが起きる。

 CPUにあまりに高い負荷がかかると熱暴走が起き、アプリがフリーズすることも。ゲームでいい場面だったのに、突然終了してデータが失われてしまう……という悲劇が起きる恐れもある。

 上記の3つは個別に成り立つものではなく、複合的に発生することもあるだろう。例えば「古い機種で負荷の高いアプリを炎天下でプレイする」といった場合だ。スマホが熱くなったとき、自分がどんな状態で使っているのか把握し、その原因を1つずつつぶしていきたい。

●スマートフォンが熱くなったときにすべきこと

直射日光の当たらない場所に移動する

 まずはこれ。そもそも直射日光の当たる場所にいるのは、熱中症にかかりやすくなるなど、人体にもよくない。屋外でスマホを長時間使うときは、日陰に移動することを心掛けたい。また、駐車した車にスマホを放置することも避けたい。

充電を中止する

 外出先ではモバイルバッテリーで充電しながらスマホを使うこともあるだろうが、本体が熱くなったときは充電をストップしよう。また充電しながらの使用は極力避け、スマホに触れていない移動中に充電するようにしたい。バッテリーの持ちが心配なら複数のスマホを持ち歩くのも手だ。ポケモンGOは、同じアカウントでログインしていれば、異なる端末でも同じデータでプレイを続けられる。

負荷の高いアプリを終了する

 負荷の高いゲームをプレイしている最中にスマホが熱くなった場合、そのアプリが原因の可能性が高いので、まずはアプリを終了しよう。

スマートフォンの電源をオフにする

 発熱の原因となるアプリが分かっていればよいが、バックグラウンドで通信しているアプリが発熱に影響を及ぼしている可能性もある。そんなときは、アプリを1つずつ落とすよりも、スマートフォン本体の電源を切る方が手っ取り早い。電源を切れば、全てのアプリが終了するので、発熱の原因となっているアプリの動作も止まる。

ケースを外す

 スマートフォンのケースを装着したままだと、熱がこもってしまい、放熱されないことも。ケースを装着している人は、いったん外してみるといいだろう。特に、背面を全て覆うケースだと放熱されにくくなるので、側面のみを覆うバンパータイプのケースを装着する方がいいだろう。

エアコンや冷蔵庫での冷却はNG

 スマートフォンは、急激な温度変化が起こると結露が起き、内部に水滴が付着する。例えばスマホが熱くなったからといって、エアコンの風に当てる、冷蔵庫に入れるといった行為はNG。水で冷やすのも、防水スマホなら仕様上は問題ないが、急激な温度変化が起こるリスクはある。防水なら外部からの浸水は防げるが、結露までは防げないので注意したい。

●スマートフォンを冷却できるグッズも

 注意事項は分かったけど、それでもなるべく発熱を抑えながら長時間スマホを使いたい! という人は、スマートフォンを冷却できるグッズを使うのも手だ。ただし、これらの製品は、メーカーやキャリアが推奨するものではないので、あくまで自己責任での利用となる。価格は2017年8月15日時点のAmazon.co.jpでのもの(税込)。

スマホ用冷却クーラー/サンワダイレクト(3980円)

 スマートフォンは、PCのようにCPUファンを搭載していないが、スマホに取り付けられるファンがいくつかのメーカーから発売されている。この製品もその1つ。7つの羽根を回して、ファンの風を直接スマホに当ててくれる。風量は3段階で調節できる。サイズは71(幅)×123(高さ)×41(奥行き)mm。重量は約118g。横幅53〜95mm、厚さ15mm以下のスマホに取り付けられる。

スマホ クーラー/Miletech(2680円)

 11枚の羽根を回してスマホの熱を逃がしてくれる冷却ファン。こちらは吸盤にスマホを取り付けるタイプで、スマホリングやスタンド機能も搭載している。他の機器を充電できる、容量2000mAhのモバイルバッテリーも内蔵するなど、多機能さがウリだ。サイズは74(幅)×146(高さ)27(奥行き)mm、重量は115g。

ゲームコントローラー型スマホグリップホルダー/Darway(2000円)

 ゲームコントローラー型の形状が特徴のホルダー。スマートフォンを横向きにセットしたまま固定できるので、横画面のゲームを長時間プレイするのに向いている。冷却ファンの他、2000mAhのモバイルバッテリーも内蔵している。幅80mm、厚さ9mmのスマホを取り付けられる。

スマホ用過熱防止保冷剤/日本ブロアー(2980円)

 スマートフォンの裏に当てて使用する保冷剤。冷蔵庫や冷凍庫で保管する必要はなく、30度以下の場所なら溶けない作りになっている。流水で冷やすとリチャージできる。

まず貼る一番 ハイブリッド HT-02/アイネックス(780円)

 端末に貼り付けるヒートシンク。0.2mmと薄く、ハサミで切れるので、ほとんどの素材に貼り付けられるという。発熱体の熱を電磁波に変換して熱放射するほか、熱伝導に優れた銅箔(どうはく)を採用したことで、最大30%の熱減効果が得られるとのこと。

 薄いシートなのでスマホがかさばることがなく、手軽に発熱を抑えられるアイテムといえる。

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