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ゼクシィガール佐久間由衣、第2の吉岡里帆に? 『ひよっこ』親友役でブレイクへ

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/05/17 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 現在放送中のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』で、ヒロインの有村架純の親友役として人気急上昇中の佐久間由衣。数多くの名女優を輩出してきたゼクシィ10代目CMガールとして抜擢されるなど、第二の吉岡里帆としてブレイクが期待される。今、最も注目すべき女優のひとりである。ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルを3月に卒業し、本格的に女優の道へ歩み始めた彼女の魅力について『ひよっこ』を軸に考察してみたい。  ここ数作の朝ドラが実在の人物をモチーフにしたものであったが、『ひよっこ』は普通の女の子が成長していく様子を描くオリジナル作品。主演をオーディション方式ではなく指名で有村に決定し、脚本家・岡田惠和が有村を前提にストーリーを描いた作品だ。そのため、それぞれのキャラクターをキッチリ丁寧に掘り下げている印象を受け、『あまちゃん』を彷彿とさせる魅力がある。  一方、有村とは対照的に、1293人の中からオーディションで選ばれたのが佐久間だ。佐久間演じる時子は、村一番の美少女であり、将来は女優になることを夢見ている。また、有村演じるみね子の同級生で、幼馴染かつ一番の親友。物語の全体を通してみね子の支えとなる重要な役どころだ。佐久間が「時子は、人に思いを伝えることや夢に向かう姿勢がすごくまっすぐな女の子です」(引用:公式サイト)と話すように、穏やかな性格のみね子とは対照的な気質だ。  また見た目も対照的で、茨城の田舎出身だが女優志望というだけあって、172cmのスラリとしたスタイルの良さは、まさにダイヤの原石という佇まいだ。時子は、みね子が東京へ就職が決まった知らせを聞き、本当は自分ひとりで東京に行くのが怖かったと打ち明ける。みね子を体全体ですっぽりと覆うように抱きしめて泣く時子と、時子の体に埋もれながらもよしよしとなだめるみね子。この構図は実に可愛らしく、2人のキャラクターを明確に映し出した名場面である。  視聴者が娘を育てるような感覚でヒロインを見守っていくのは、朝ドラの醍醐味のひとつと言えるが、今回のヒロインはすでに女優として安定している有村。そのため、準主役である佐久間にも注目が集まった。大きな体に繊細で真っすぐな心を持ち、常にみね子を心配している健気な姿、そしてあの可愛い顔から発せられる茨城弁の訛りが、視聴者の心をグッと掴むのだ。  『ひよっこ』で佐久間を初めて観た人は、純朴でめんこい女の子という印象があると思うが、彼女をモデル時代から知っている人にとっては、むしろ逆のイメージ。クールで都会的な印象があり、ボーイッシュな容姿が10代、20代の女性から絶大な支持を得ている。だからこそ、今回の田舎娘がハマっている姿は、どこかカルチャーショックに近いものを感じた。さらに実年齢よりも大人っぽいイメージの彼女だったが、女子高生役が意外にもしっくりきているのにも驚きだ。ちなみにトレードマークのショートヘアが、『ひよっこ』では昭和のおかっぱ頭として活かされているのが絶妙である。  クールなモデルである佐久間が女優として注目されたのが、2015年にドラマ初主演を果たした『トランジットガールズ』。ガールズラブを描き話題となったこのドラマでは、伊藤沙莉演じる女子高生と義理の姉妹となり、反発し合いながらも恋愛関係に陥っていくという難しい役を見事に演じきった。  しかし、佐久間の中では「役が何を考えているのか見えてこない。これじゃ観ている人も、感情移入できないんじゃないか。自分のよくない部分がたくさん出てしまっていて、“これじゃ全然ダメだ!”って思いました。あまりに落ち込んで、“もう女優は諦めよう。私にはできない”って」(引用:佐久間由衣、ViViを卒業します! 女優としてお芝居の道へ――。/NET ViVi/講談社『ViVi』オフィシャルサイト)と思い悩んだという。そして、ちゃんと芝居の勉強をしようと1年ほどワークショップに通い、台詞に書かれている以外の気持ちを全部埋めることが大切だと教えられたのだとか。『ひよっこ』のオーディションを受けたのは今までと違う自分を見てもらうための挑戦だったそうで、クールなイメージの佐久間が『ひよっこ』では真逆の純朴キャラを演じ好評なのは、女優としてしっかりと意識改革をした結果だと言える。(文=本 手)

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