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テキトーに撮ってもそれっぽくキレイな写真になる! ソニーのフルサイズ対応中望遠レンズ「SEL100F28GM」

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/05/10
テキトーに撮ってもそれっぽくキレイな写真になる! ソニーのフルサイズ対応中望遠レンズ「SEL100F28GM」 © KADOKAWA CORPORATION 提供 テキトーに撮ってもそれっぽくキレイな写真になる! ソニーのフルサイズ対応中望遠レンズ「SEL100F28GM」

「SEL100F28GM」。今回は「α7RII」でテストしている 「SEL100F28GM」。今回は「α7RII」でテストしている  近年デジタル一眼カメラは人気である。読者諸君らの中にも、えさほーいと撮影している人も多いハズ。  ボディーだけでなく、レンズ選びも楽しさひとつであり、レンズを変更するだけで、大きく描写が変化するため、広大な沼が広がっている。  というわけで、今回は久しぶりに登場したソニーのSTFレンズ「SEL100F28GM」(Eマウント、実売価格18万6000円前後)を見ていこう。成長した気になりたいなら、この1本だ。 保持はしやすく、そこそこ軽い T5.6~8間がSTFゾーン。またその下にあるのがマクロ切り換えリング T5.6~8間がSTFゾーン。またその下にあるのがマクロ切り換えリング  SEL100F28GMはSTF(Smooth Trans Focus)レンズで、アポダイゼーション光学エレメントを採用し、滑らかなボケ味を実現しているのが特徴だ。  アポダイゼーション光学エレメントとは、特殊効果フィルターのことで、合焦部はシャープでありつつ、前ボケ・後ろボケを滑らかなで美しいボケ味にする点で大きく寄与している。  構成を見ていくと、10群13枚、11枚羽根円形絞り、焦点距離100mm、フィルター径72mm、光学手ブレ補正機構内蔵、最大径85.2mm、全長118.1mm、重量約700g。  同社のフルサイズ一眼「α7RII」にセットした場合、軽くも重くもなくで気楽に振り回せる重量感といったところになる。 レンズ左側面にはフォーカスリング、フォーカスホールドボタン、絞りリング、フォーカスモードスイッチ、手ブレ補正スイッチ、マクロ切り換えリングがある レンズ左側面にはフォーカスリング、フォーカスホールドボタン、絞りリング、フォーカスモードスイッチ、手ブレ補正スイッチ、マクロ切り換えリングがある 右側面には各リングのほか、絞りリングクリック切り換えスイッチがある 右側面には各リングのほか、絞りリングクリック切り換えスイッチがある 専用のソフトキャリングケースが付属する 専用のソフトキャリングケースが付属する  最短撮影距離と最大撮影倍率はマクロ切り換えリングを使用することで変化する。レンズ側で「0.57m-1.0m」「0.85m-∞」の切り換えが可能で、「0.57m-1.0m」時は最短撮影距離約57cm、最大撮影倍率0.25倍、「0.85m-∞」時の最短撮影距離約85cm、最大撮影倍率0.14倍となる。 丸ボケもキレイで、年輪もない。T5.6の場合は独特なボケ具合となる 丸ボケもキレイで、年輪もない。T5.6の場合は独特なボケ具合となる 前ボケも思いっきりほわわーとなる 前ボケも思いっきりほわわーとなる  また「F」ナンバーではなく、センサーが受け取る実際の明るさを示す「T」ナンバー表記となっている。これはアポダイゼーション光学エレメントを採用しているため。レンズの明るさはF2.8。なおEXIFではF5.6と表記される。 合焦部以外は大きくボケるため初級者でも“それっぽい”写真が撮れる スナップとして考えると、気になったものを楽に強調できるのでお手軽だ スナップとして考えると、気になったものを楽に強調できるのでお手軽だ  使用時は基本、開放であるT5.6でよく、奥行きのある小物を撮るときにT8に変更するくらいで、絞りに関してはあまり考えないでいい。  ケラレについては、T5.6でも目立つほど確認できず、また解像についても、端までシャープだ(中央部から見るとやや劣るが、気にならないと思われる)。  そのため、撮影に集中しやすく、お手軽。合焦部以外は大きくボケると覚えておくだけでよく、中望遠ではあるが、カメラに不慣れな人でも“それっぽい”写真を撮れるため、案外、オススメかもしれない。  近年のデジカメは高感度に強いものが多く、T5.6スタートだとしても、場所をあまり選ばないからだ。  留意点としては、遠くにあるものをAFで撮影しようとするとき、システム上のAF観測点ではOKそうに見えても、撮影データではピンぼけというシーンと多く遭遇した。  体感的なものになるが、6m以上離れているターゲットを狙う場合は、MFのほうがいいかもしれない。  といった点から、全身を入れるようなポートレート用としては、ちょっとフットワークに難があるし、動体を狙う場合も事前のテストは必須だ。 GW中にいろいろ撮ってみた!  以下に掲載するサンプルは、α7RII内のレンズ補正関連をすべてオフにし、エクストラファインで撮影したものをそのまま掲載している。  設定については各サンプルに記載。またモデルは、北見えりさん。あまりに解像しすぎで毛穴までよく見えていたので、Photoshop CCで長辺2048ピクセルにリサイズしたものを掲載とした。その代わりに、ジサトラ・ショータをフルサイズで掲載している。 合焦部が思いっきり解像するのは、大変気持ちいい。Aモード、1/320、T5.6、ISO 100、クリエイティヴスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:5000K、DRO:オフ 合焦部が思いっきり解像するのは、大変気持ちいい。Aモード、1/320、T5.6、ISO 100、クリエイティヴスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:5000K、DRO:オフ 接写の場合に絞ると、説明もしやすくなる。Mモード、1/250、T8、ISO 400、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:4800K、DRO:オフ 花や小物中心の撮影が多いのであれば、迷わず選んでOKな印象。Aモード、1/400、T5.6、ISO100、-0.3EV、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 接写の場合に絞ると、説明もしやすくなる。Mモード、1/250、T8、ISO 400、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:4800K、DRO:オフ 花や小物中心の撮影が多いのであれば、迷わず選んでOKな印象。Aモード、1/400、T5.6、ISO100、-0.3EV、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 滑らかに、なんとなく情報が残ったボケも得意なので、イメージカットにも便利そう。Aモード、1/500、T5.6、ISO200、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ Mモード、1/100、T5.6、ISO6400、クリエイティブスタイル:スタンダード(彩度-1)、ホワイトバランス:AWB、DRO:Lv1 滑らかに、なんとなく情報が残ったボケも得意なので、イメージカットにも便利そう。Aモード、1/500、T5.6、ISO200、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ Mモード、1/100、T5.6、ISO6400、クリエイティブスタイル:スタンダード(彩度-1)、ホワイトバランス:AWB、DRO:Lv1 低速シャッター時の手ブレ補正の効きと前後ボケの具合がわかる。Aモード、1/13、T5.6、ISO 3200、-1.0EV、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 遠目であれば、背景は軽くボケて、さらによく解像するため車両やバイク用としてもちょうどいい感じ。後ろボケの管理目安として電柱を入れてあるので、各自参考にしてほしい。Mモード、3.2秒、T7.1、ISO 200、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 低速シャッター時の手ブレ補正の効きと前後ボケの具合がわかる。Aモード、1/13、T5.6、ISO 3200、-1.0EV、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 遠目であれば、背景は軽くボケて、さらによく解像するため車両やバイク用としてもちょうどいい感じ。後ろボケの管理目安として電柱を入れてあるので、各自参考にしてほしい。Mモード、3.2秒、T7.1、ISO 200、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:AWB、DRO:オフ 取材で使ってみたが、場所を選ぶ。5m以内のフォーカスは素早いので、限定的だが状況説明にもOK。それ以前に暗いところは、ちょっとキツい。Mモード、1/60、T6.6、ISO 5000、クリエイティブスタイル:スタンダード(彩度-1)、ホワイトバランス:AWB、DRO:Lv1 スタジオなど光源を確保できたり、窓からの光線がある場合であれば、ポートレート用としてもいい。特に質感を大事にしたい場合などオススメ。Mモード、1/60、T7.1、ISO 1600、クリエイティブスタイル:ポートレート、ホワイトバランス:4800K、DRO:オフ 取材で使ってみたが、場所を選ぶ。5m以内のフォーカスは素早いので、限定的だが状況説明にもOK。それ以前に暗いところは、ちょっとキツい。Mモード、1/60、T6.6、ISO 5000、クリエイティブスタイル:スタンダード(彩度-1)、ホワイトバランス:AWB、DRO:Lv1 スタジオなど光源を確保できたり、窓からの光線がある場合であれば、ポートレート用としてもいい。特に質感を大事にしたい場合などオススメ。Mモード、1/60、T7.1、ISO 1600、クリエイティブスタイル:ポートレート、ホワイトバランス:4800K、DRO:オフ アポダイゼーション光学エレメントをガン無視した背景だが、スタジオ内でも小便利だった。Mモード、1/100、T6.3、ISO 160、クリエイティブスタイル:ポートレート、ホワイトバランス:4800K(B0.5、M0.75)、DRO:オフ アポダイゼーション光学エレメントをガン無視した背景だが、スタジオ内でも小便利だった。Mモード、1/100、T6.3、ISO 160、クリエイティブスタイル:ポートレート、ホワイトバランス:4800K(B0.5、M0.75)、DRO:オフ 手ブレ補正のテストがてら片手持ちで。ノーファインダーで相当いい加減に撮っているが、それっぽいのでOKだ。Mモード、1/100、T6.3、ISO 640、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:4600K(B0.5、M0.75)、DRO:オフ 手ブレ補正のテストがてら片手持ちで。ノーファインダーで相当いい加減に撮っているが、それっぽいのでOKだ。Mモード、1/100、T6.3、ISO 640、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:4600K(B0.5、M0.75)、DRO:オフ 「C4 LAN 2017 SPRING」でジサトラマスクを外したショータ。ポートレート用としても背景がほどよく滑らかにボケるので使い勝手は良好だ。Mモード、1/30、T5.6、ISO 1000、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:オート、DRO:Lv1 「C4 LAN 2017 SPRING」でジサトラマスクを外したショータ。ポートレート用としても背景がほどよく滑らかにボケるので使い勝手は良好だ。Mモード、1/30、T5.6、ISO 1000、クリエイティブスタイル:スタンダード、ホワイトバランス:オート、DRO:Lv1 高感度当たり前なご時世なので強気に撮っていける  ひと昔前は、室内やちょっと暗いところは明るいレンズがお約束だったが、すっかりISO 6400やISO 12800は当たり前になっている。  そのため、T5.6であっても手ブレ補正機能も込みで攻めていきやすい。遠くの被写体を狙う場合は、被写界深度に注意する必要はあるものの、明るさをあまり気にせずスナップできるのは楽しい。  Element自体がクセであり、武器でもあるので、楽しく対話していくのもいいし、振り回されてもいい。とても楽しいレンズだ。 ■関連サイト 製品情報 ソニー

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