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トイレの花子さんはなぜ怖い? 怖い話を作る「公式」が存在した

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/08/18 舟崎泉美/イベニア

夏になると、ついつい話したくなる怖い話。とはいえ、「実際に話そうとするとうまく話せない……」と嘆いている人も多いのではないだろうか。

そんな人に向けて開催されたのが、ニコニコ本社にて行われた『洒落にならない怖いワークショップ』だ。

同イベントは、ホラー×テクノロジーを融合した“ホラテク”で新しい恐怖体験を作り出す株式会社 闇・頓花聖太郎社長が講師。同じく株式会社 闇の広報担当・大原絵理香さんと共に、生徒役の愛の戦士さん、九血鬼さん、SHIRAHANさん、RYOさんに怖い話の怖い話し方をレクチャーする暑い夏にぴったりなイベントとなっている。

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怪談が怖くなる公式とは?

頓花社長は、怖い話を怖く話すための公式は『怖い要素×信憑性×自分との距離』だという。

怖い要素とは、「黒い影を見た!」「襲われた!」などのゾクっとするポイントだ。そこに「実際に体験した話なんだけど……」、「友達に聞いた話なんだけど……」という信憑性と、「今のあなたに起こるかもしれない!」「この話を聞いたあなたは呪われる!」という自分と近い距離感をプラスすると一気に怖くなるという。

具体的に言うと、怖い話に村の伝統・儀式や、過去に起こった事故などの信憑性を高めるモチーフ。そして夢、子ども、鏡、水、友達が体験した話など、自分の身近なアイテムを組み合わせると更に怖さが増すとのこと。

この公式をトイレの花子さんに当てはめてみる。

トイレの花子さんは、地域差はあるものの校舎の3階のトイレで「花子さんいらっしゃいますか?」と声を掛けながら、一番手前の個室から奥の個室まで順番に3回ずつノックすると3番目のトイレから返事が来る。というストーリーが一般的だ。

花子さんの怖い要素は『夜の学校』、『一人』、『呪われる』などの部分。信憑性は『ノックという儀式』、そして自分との距離感は『いつでも試せる』という部分に当てはまる。

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頓花社長は『恐怖』は『快感』であり、繰り返すことで『恐怖』は慣れてしまうが『快感』は慣れずに残ると話す。それによって怖いものはやがて快感へと変わっていくそうだ。

怖いものを求めてしまう人は、きっと『恐怖』という『快感』に溺れているに違いない。

頓花社長にインタビュー

イベント終了後、講師役を務めてくれた頓花社長にお話を聞いた。

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――イベントを開催したきっかけは?

以前から、町会議にて一緒にお仕事させていただいてたドワンゴさんから「夏だし、何か『やってはいけない系』でできることはないですか?」と、声を掛けられたのがキッカケです。

「ウィジャーボードとか、こっくりさんは詳しいですか?」と聞かれ、「興味ありますね」と答えたことでワークショップの話へと繋がり、怖い話のレクチャーと、やってはいけない儀式として『チャーリーゲーム』と、『こっくりさん』を行うことになりました。

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――頓花社長がホラー好きになったきっかけは?

かなり古いんですけど、大阪のエキスポランドにバイオハザードをテーマにしたお化け屋敷がありました。それが、今までのお化け屋敷の概念を覆すような作り込みがされていて、すごくおもしろかったんです。

そのお化け屋敷を体験したことがホラー好きになったキッカケですね。それからは、ホラー映画を観たり、イベントへ行ったりするようになりました。

――頓花社長の怖い体験を教えてください!

リゾートバイトのプロモーションサイトで、目をつぶされて殺されてしまったサクヤサマという女性霊のストーリーを作ったんです。

その時に、私の目が原因不明のアレルギーで開かなくなったり、デザイナーの目が病気によって視界が狭くなったり、広報担当者がものもらいになってしまったりと、関係者の中で目にまつわる病が続きました。未だに目から膿が出てくるんですよ……。

――株式会社 闇で、これからやりたいことは?

どんどんイベントをやっていきたいですね。あとは、更にVR系を攻めていきたいですね。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

今、同時並行で山のようにコンテンツを作っています。ぜひぜひ楽しんでいただければと思います!

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(舟崎泉美/イベニア)

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