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トップYouTuberのヘイト動画で困惑する提携企業

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2017/02/16
トップYouTuberのヘイト動画で困惑する提携企業: PewDiePieことフェリックス・シェルベリ氏(Matt Sayles/Invision/AP) © ITmedia NEWS 提供 PewDiePieことフェリックス・シェルベリ氏(Matt Sayles/Invision/AP)

[AP通信] DisneyのMaker StudiosとGoogle傘下のYouTubeはあるトップYouTubeスターとの距離を置き始めている。このYouTuberは自分の動画で反ユダヤのメッセージを掲げ、ナチスの映像を投稿したのだ。

 PewDiePieとして知られているフェリックス・シェルベリ氏は5300万人の登録者を有するYouTubeチャンネルの人気者。このスウェーデン人YouTubeスターはゲーム実況で人気を得てきた。最近ではゲーム実況以外の、芝居、スタント、ジョークなどに芸域を広げているところだった。

 DisneyはMaker Studiosにシェルベリ氏のチャンネルとネットワークを開設しているが、幾つかの動画がガイドラインに抵触していると話している。1月に公開されたあるビデオではシェルベリ氏に金をもらったインド人男性2人が「ユダヤ人を抹殺しろ」のプラカードを掲げて読み上げた。人がお金の力でどこまで動くのかということを実証するという意味がこのビデオにはあったが、本当にやるとは思わなかったとチェルベリ氏は釈明した。別のビデオにはナチスの風刺的な映像が含まれていた。

 シェルベリ氏は自身のブログで、ジョークだった、しかし今では人を傷つける内容だったことを理解していると謝罪している。

 2014年にWalt DisneyがMaker Studiosを6億7500万ドルで買収したとき、シェルベリ氏のチャンネルはすでにMaker Studiosの一部となっていた。Maker Studiosはシェルベリ氏などの個人と契約を結び、様々なYouTubeチャンネル向けビデオ制作を委託している。

 シェルベリ氏は2人の男性が反ユダヤのプラカードを持ているビデオは公開停止にしたが、その一部はWall Street Journalのビデオで見ることができる。ナチスの画像を風刺的に用いた動画は公開されたままだ。

 Maker Studiosは、シェルベリ氏のチャンネルは不遜で挑発的なところが人気ではあるが、行き過ぎだったため提携関係を終了するとの声明を出した。

 YouTubeの広報担当者であるミッシェル・スラビッチ氏によれば、YouTubeはシェルベリ氏のリアリティーショー「Scare PewDiePie」の第2シーズンをキャンセルし、PewDiePieをGoogle Preferred広告プログラムから外すという。Google PreferredはトップYouTubeコンテンツを集め、広告主が枠を購入できる仕組み。

(日本語翻訳 ITmedia NEWS)

(C) AP通信

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