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ドルが対主要通貨で下落、FOMC議事要旨は慎重姿勢=NY市場

Reuters のロゴ Reuters 2017/05/24

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、追加利上げにやや慎重な姿勢を示した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受けて、ドルが主要通貨に対し下落した。

主要6通貨に対するドル指数(.DXY)は0.17%安の97.184。一時は97.093まで下げた。

ユーロ/ドル(EUR=)は0.2%高の1.1204ドル。フランス大統領選を経て政治的な懸念が薄らいだことや、ユーロ圏の堅調な経済指標などがユーロ買いを後押ししている。

この日公表された5月2─3日のFOMCの議事要旨では、金融政策当局者が、最近の統計で示された経済成長の減速が一時的なものであることを示す根拠が確認できるまでは利上げは控えるべきだとの見方で一致していたことを明らかにした。

2015年12月にゼロ金利の解除に踏み切って以降、連邦準備理事会(FRB)は利上げを注意深く進める姿勢を維持している。

一方で、FOMC参加者のほぼ全員が、年内に保有金融資産の規模縮小に着手するのが好ましいとの見方を示していた。

シンク・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「議事要旨では、FRBが慎重姿勢で臨んでいくことや、保有金融資産の縮小に関してタカ派的な雰囲気を急いで出そうとしているわけではないことが示された」と指摘した。

フェデラルファンド(FF)金利先物相場が織り込む6月利上げの可能性は83%と依然として高い。ただ、年内にあと2回利上げがある可能性については、前日の約50%から46%へと低下した。

トランプ政権とロシアとの関係を巡る疑惑や、同政権の経済政策に対する影響への懸念などから、ドルは22日に約6カ月半ぶりの安値水準へと下落。

アスラム氏は「ドルが暴落するようなことはないだろうが、経済指標が大幅な改善を示し始めるようなことでもなければ、上値はかなり限られるだろう」と述べた。

格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、中国の自国通貨建てと外貨建て格付けを1段階引き下げた。向こう数年で財政面の健全性が低下するとの見方を繁栄したと説明している。

オフショア人民元は直後に下落したものの、総じて影響は限定的だった。

ドル/円 NY終値 111.49/111.51

ドルが対主要通貨で下落、FOMC議事要旨は慎重姿勢=NY市場 © REUTERS ドルが対主要通貨で下落、FOMC議事要旨は慎重姿勢=NY市場

始値 111.78

高値 112.11

安値 111.49

ユーロ/ドル NY終値 1.1217/1.1221

始値 1.1189

高値 1.1220

安値 1.1169

(表はロイターデータに基づいています)

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