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ドル一時111円台半ばに下落、日欧中銀会合に注目=NY市場

Reuters のロゴ Reuters 2017/07/19

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 19日のニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して約3週間ぶりの安値に下落した。だがドルは、ユーロに対しては上昇した。日銀の金融政策決定会合と欧州中央銀行(ECB)の理事会に注目が集まる中、市場関係者は最近の円高とユーロ高が日銀とECBの政策見通しに影響を与えるかどうかを見極めようとしている。

ドル/円(JPY=)は一時、6月27日以来の低水準となる111.56円に下落。終盤は0.2%安で推移している。ユーロ/ドル(EUR=)は約0.3%安の1.1517ドルとなった。

主要6通貨に対するドル指数は終盤、0.2%高の94.791。

ECBは20日の理事会で、金融政策の正常化へ向けて声明の内容を調整すると予想されているが、資産購入プログラムを縮小する詳細な計画の公表については9月まで先送りする可能性もあるとみられている。

ウエストパック・バンキング(ニューヨーク)のシニア通貨ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は、ECBのドラギ総裁が20日に金融緩和の縮小について明快な説明をするかどうかは疑わしいとの見方を示した。

市場では、米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決へ向けた共和党の取り組みが行き詰まったことを受け、トランプ大統領の政策を巡って疑念が強まっている。また低調な米経済指標により、米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げに踏み切るとの見通しにも、懐疑的な見方が出始めている。

こうした状況下、ドル指数は18日につけた約10カ月ぶりの安値に近い水準にとどまっている。

BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の外国為替戦略ヘッドを務めるグレッグ・アンダーソン氏は「外国為替取引を手掛ける投資家はドル/円のロングポジションを大きく構築している」と指摘。「彼らは日銀の会合を控え、ポジションを調整しているのだと思う」と述べた。

ドル/円 NY終値 111.95/112.00

始値 112.02

高値 112.08

安値 111.56

ユーロ/ドル NY終値 1.1514/1.1517

始値 1.1525

ドル一時111円台半ばに下落、日欧中銀会合に注目=NY市場 © REUTERS ドル一時111円台半ばに下落、日欧中銀会合に注目=NY市場

高値 1.1538

安値 1.1511

(表はロイターデータに基づいています)

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