古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

ドル全面安、オバマケア代替法案頓挫で売られる=NY市場

Reuters のロゴ Reuters 2017/07/18

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが他の主要通貨に対してほぼ全面安となった。米上院で医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決が困難となり、トランプ大統領が経済政策を実行に移せるか懸念が強まった。

欧州中央銀行(ECB)など海外の主要中銀が金融引き締めに前向きな姿勢を示していることもドルが下げる要因になった。

ドル/円(JPY=)は一時111.69円と3週間ぶりの安値を付け、ドル指数(.DXY)は約10カ月ぶりの水準に下げた。半面、ユーロとスイスフランは対ドルで一時約1年ぶりの高値を付けた。

米上院共和党による医療保険制度改革(オバマケア)改廃への取り組みは、党内から新たに2人の造反者が出たことでまたも頓挫した。

BKアセット・マネジメントのマネジングディレクター、キャシー・リエン氏は「(オバマケア代替法案の成立に向けた)トランプ大統領の取り組みが後退し、ドルが売られた。オバマケアの撤廃が困難となったことで、トランプ政権の幅広い戦略に疑念が強まったのは間違いない」と述べた。

トレーダーの間では、米連邦準備理事会(FRB)が年内に再利上げに踏み切ることができるか疑問視する声が根強い。一方、ECBやイングランド銀行(英中銀)など海外の中央銀行は、金融引き締めに向けてタカ派的な姿勢を強めている。

ユーロ/ドル(EUR=)は一時1.1583ドルと、2016年5月初旬以来、約1年ぶりの水準に上昇。アナリストによると、このためユーロを売り持ちにしていたトレーダーはユーロの買い戻しを迫られたという。

スイスフラン(CHF=)も対ドルで0.9525フランと、昨年6月末以来、約1年ぶりの高値を付ける場面があった。豪ドル(AUD=D4)も0.7942米ドルと対ドルで2年強ぶりの水準に上昇した。

主要6通貨に対するドル指数(.DXY)は一時94.476と昨年9月初旬以来の安値に沈んだ。

ドル/円 NY終値 112.06/112.09

始値 112.12

ドル全面安、オバマケア代替法案頓挫で売られる=NY市場 © REUTERS ドル全面安、オバマケア代替法案頓挫で売られる=NY市場

高値 112.18

安値 111.69

ユーロ/ドル NY終値 1.1552/1.1557

始値 1.1557

高値 1.1583

安値 1.1546

(表はロイターデータに基づいています)

Reutersの関連リンク

image beaconimage beaconimage beacon