古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

ドル110円前半、北朝鮮ミサイル発射後の安値から約1円反発

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/15

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の110円前半。早朝、北朝鮮がミサイルを発射したと伝わり、ドルは109円半ばまで急落したが、間もなく110円台を回復した。午後は株価の上げ幅拡大に便乗して、110円半ばまで上値を伸ばした。

午前7時頃、北朝鮮のミサイル発射に関する報道で、110.20円台で推移していたドルは、一時109.55円付近まで急落。下落はアルゴリズム取引が主導したとみられ、すぐに買い戻しが入った。

その後、しばらく110円を挟んでもみ合いが続いたが、仲値に向かって輸入企業などのドル買い/円売りが出て、110.25円まで押し上げられた。北朝鮮のミサイル発射については、軌道が前回と同様だったこともあり「挑発レベルが上がったという感じはしない」(外資系証券)との受け止めが出ていた。ドルは午後の取引で110.50円まで買い戻された。

前日は米国の8月米消費者物価指数(CPI)が強い内容となり、米国の年内利上げ期待が高まった。「北朝鮮情勢への警戒は拭えないものの、地合いはそれほど悪くない」(国内金融機関)との見方も出ていた。

米10年国債利回り(US10YT=RR)は2.183/2.181%の気配で、ニューヨーク市場終盤の2.1865%から小幅に低下。

トムソン・ロイター傘下の投資情報会社リッパーが14日発表した米国を拠点とするファンドの週間資金動向(13日までの週)によると、北朝鮮の核実験やミサイル発射で投資家がリスク回避の姿勢を強めたため、マネー・マーケット・ファンド(MMF)や米国債ファンドなど安全とされる資産への資金流入が急増した。

9月13日までの週では、米10年国債利回りは8日に2.016%まで低下した後、13日に2.201%まで上昇したが、投資家の資金フローは流入超となっている。

市場では「短期筋の動きと、実際の投資家のマネーフローに分岐が生じている。投資家の米債離れがない限り、短期筋が主導する長期債利回りの上昇が定着するのは難しいだろう」(外銀)との声も聞かれる。

        ドル/円(JPY=)  ユーロ/ドル(EUR=)  ユーロ/円(EURJPY=)

ドル110円前半、北朝鮮ミサイル発射後の安値から約1円反発 © REUTERS ドル110円前半、北朝鮮ミサイル発射後の安値から約1円反発

午後3時現在 110.41/43 1.1918/22 131.62/66

午前9時現在 109.92/94 1.1919/23 131.04/08

NY午後5時 110.22/25 1.1918/20 131.37/41

(為替マーケット・チーム)

Reutersの関連リンク

image beaconimage beaconimage beacon