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ドル112円前半で小動き、日欧中銀イベント待ち

Reuters のロゴ Reuters 2017/07/20

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べドル高/円安の112.17/19円だった。正午過ぎに日銀による金融政策の現状維持が伝わった直後にやや上下したが、その後は日銀総裁の会見や欧州中央銀行(ECB)理事会といった中銀イベントを控えて、112円前半での小動きが続いた。

午後に入って日銀が金融政策決定会合で政策の現状維持を決定したことが伝わると、112円付近を推移していたドル/円は111.89円─112.18円の間で上下した。

間もなく取引は落ち着き、黒田東彦日銀総裁の会見を待つムードになった。会見で総裁は従来からの緩和継続姿勢を引き続き示すとみられており「サプライズはなさそうだが、どちらかといえば地合いは円安方向だろう」(邦銀)との見方が出ていた。

日銀は短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の金融政策の維持を賛成多数で決定。同時に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)見通しを下方修正し、目標とする物価2%の到達時期を「19年度頃」に先送りした。

一方、実質国内総生産(GDP)見通しを上方修正するとともに、景気の総括判断を「緩やかに拡大している」に引き上げた。

ニッセイ基礎研究所のシニアエコノミスト、上野剛志氏は「(日銀は)当面は強力な緩和政策を維持せざるを得ないだろう。米国が金融政策の引き締め軌道にあって、ECBも正常化に向かうといった流れが続けば、円売り地合いが持続するのではないか」と指摘している。

午前のドル/円は、朝方の111.80円台から午前11時半にかけて112.07円へとじりじり上昇した。小高く始まった日経平均が上昇したほか、豪ドル/円の円売りがドル/円にも波及したとみられる。

午前10時半頃に発表されたオーストラリアの雇用統計で、フルタイム就業者の強い伸びがみられ、豪ドルが買われた。

        ドル/円(JPY=)  ユーロ/ドル(EUR=)  ユーロ/円(EURJPY=)

ドル112円前半で小動き、日欧中銀イベント待ち © REUTERS ドル112円前半で小動き、日欧中銀イベント待ち

午後3時現在 112.17/19 1.1509/13 129.11/15

午前9時現在 111.87/89 1.1527/31 128.96/00

NY午後5時 111.97/99 1.1514/17 128.92/96

(為替マーケットチーム)

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