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ドル113円前半、東京市場は開店休業状態

Reuters のロゴ Reuters 2017/05/15

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の113円前半。ドルは仲値を挟んで113.46円まで強含んだ。しかし、さえない米経済指標や北朝鮮を巡る地政学リスクの消化が進むなか、米金利が低位で推移しているためドル買い機運は盛り上がらず、出来高は低迷し、開店休業状態に陥った。

ドルは早朝の安値113.11円から、仲値公示を挟んで113.46円まで上昇した。しかし、実需の買いが一巡すると、短期筋の参加も細り、出来高が低迷。ドルは113.31―113.42円の極めて狭いレンジでの値動きとなった。

ただ、午後3時過ぎには欧州勢の参入により113円半ばまで上昇した。

先行きについては、上値抵抗ラインとなっていた114.60円を抜けられなかったため、下値余地を探ると予想する向きもいる。

4月17日の安値108.90円を基点としたドルの上昇トレンドは、5月10日の高値114.38円でピークアウトした。

市場では、半値戻しの水準となる112.14円付近まで下押し余地があるとの見方や、111.80円が下値めどとの見方が聞かれた。

ドル113円前半、東京市場は開店休業状態 © REUTERS ドル113円前半、東京市場は開店休業状態

一方、前週末に発表された一連の弱い米経済指標や、米長期金利の低下にもかかわらず、12日のVIX(恐怖指数が)10.40と前営業日比で低下して取引を終えている。市場では、種々のリスク要因がある中でのVIXの低下について「こんなことがいつまで続くのか」(機関投資家)との声もでていた。

市場では、トランプ米大統領による連邦捜査局(FBI)長官の電撃解任の余波への警戒がくすぶるほか、米10年債利回りが前週末に低下して以降、低い水準での推移が続いており「積極的にドルを買い上がっていくムードではない」(邦銀)という。

中国国家統計局が発表した4月の鉱工業生産は前年比6.5%の伸びとなり前月から減速し、市場予想の7.1%も下回った。1─4月の固定資産投資は前年比8.9%増で予想の9.1%を下回った。

先週末の米債券市場では、6月利上げの織り込みが68%と、前の日の78%から低下。年末までの残り利上げ回数も1.42回と、同じく1.58回から引き下がった。

ドル/円(JPY=)  ユーロ/ドル(EUR=)  ユーロ/円(EURJPY=)

午後3時現在 113.36/38 1.0927/31 123.88/92

午前9時現在 113.26/28 1.0926/30 123.76/80

NY午後5時 113.33/36 1.0928/34 123.87/91

(為替マーケットチーム)

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