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ピコ太郎「PPAP」は世界でどのように受け入れられたか 海外シーンとメディアの反応を追う

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/11/04 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 ピコ太郎が、11月4日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)「ロング」バージョン」を披露する。 (関連:ピコ太郎「PPAP」なぜ世界的に流行? 古坂大魔王のプロデュース力を探る)  ピコ太郎は古坂大魔王がプロデュースする、古坂と瓜二つな千葉県出身のシンガーソングライター。ジャスティン・ビーバーが自身のTwitterにて「お気に入りの動画」と紹介したことをきっかけに、世界的流行にまで発展。YouTube「ミュージック全世界トップ100」の9月30日~10月6日付ランキングでは、日本人で初めて1位を獲得した。集計期間1週間での再生数累計は関連動画を含め1億3400万回再生にも上り、最新チャート(11月4日現在)である10月21日~10月27日付ランキングでも2位と高い人気を誇っている。  さらに、Billboardが集計する10月29日付けの全米ヒットチャートでは77位にランクイン。これは日本人アーティストとしては松田聖子以来26年ぶりの快挙。「PPAP」は曲の長さがわずか45秒ということもあり、「Billboard Hot 100にランクインした最も短い曲」としてギネス世界記録に認定されている。  ギネス世界記録の認定証は、10月28日に東京・日本外国特派員協会で開かれた記者会見内で授与された。これまで国内外の政治家、経済界や芸術、文化、スポーツ分野まで国際的な著名人がこの場所で記者会見を開いており、外国人記者クラブの記者会見には週2、3回行われる報道企画委員会で選ばれた「旬な人」「時勢に合う人」が招かれる。ピコ太郎の記者会見には約150人の国内外報道記者が詰めかけた。  記者会見の模様はネット中継され、その中で海外記者から「香港から今朝の飛行機で飛んできました。ワールドツアーをやったら、大勢のお客さんが詰めかけると思います」といったコメントも飛び出るほど、海外での関心は高い。  その証拠に動画サイト上には、今もなお全世界の人々が「PPAP」を歌い踊る動画をアップロードしている。ドイツ・ベルリンを拠点とするシンガーソングライターのモリッツ・ガースは、バラード調の「PPAP」をアップ。スマートな顔立ちと憂いを帯びた声色が話題となり、380万再生(11月4日現在)を突破している。ほかにも、Danny Metalによる「PPAP」をデスボイスで歌ったメタルバージョン、インドのボリウッド音楽をミックスしたものまで無数にカバーされているのだ。  アメリカのニュース雑誌『TIME』やニュース専門放送局『CNN』、イギリスの公共放送局『BBC』が早い段階で「PPAP」を報じ、『BBC』は「動画の中毒性」に触れながら「江南スタイル」で世界的人気を誇るPSYに次ぐ存在であると知らせている。さらに、日本外国特派員協会での記者会見にも取材に訪れていたイギリスの『Guinness World Records』では、ピコ太郎はワールドツアーの開催を願っているが、「PPAP」の世界的な熱狂はいつまでも続くものではないということも認めていると報じている。  「楽しい、おもしろいと思える曲を早くたくさんリリースしたいと今は思っている」という彼のコメントで報道記事は終わっているものの、その後、ピコ太郎は世界最大級音楽レーベル<SONY/ULTRA>、ベネルクス地域においては<CNR Records>との契約を発表。12月7日には1stアルバム『PPAP』のリリースも決定している。世界的ブームはまだまだ冷めることはなさそうだ。 (渡辺彰浩)

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