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ブラジル中銀、政策金利を8.25%に引き下げ 緩和の段階的終了を示唆

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/06

[ブラジリア 6日 ロイター] - ブラジル中央銀行は6日、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げ、4年ぶりの低水準である8.25%とした。改善傾向にある景気を下支えする狙いがあるが、中銀は利下げペースを来月緩める可能性も示した。

ブラジル中銀、政策金利を8.25%に引き下げ 緩和は段階的終了へ © REUTERS ブラジル中銀、政策金利を8.25%に引き下げ 緩和は段階的終了へ

100bpの引き下げ幅は4回連続で、ロイター調査のエコノミスト予想と概ね一致した。

物価上昇率が18年ぶりの低水準近辺で推移し、中銀の目標レンジを大幅に下回るなか、過去最長の景気後退(リセッション)が続いたブラジル経済を浮揚するため、中銀は昨年10月以降利下げを継続してきた。

ただ、中銀の金融政策委員会(COPOM)は声明で、「(緩和)サイクルの段階的な終了」に言及。

「今後の情勢が委員会の基本シナリオ通りとなるという前提で、緩和サイクルの現在の段階を踏まえると、COPOMは緩和ペースをやや鈍化させることが適切だと考える」と指摘した。

インフレ率は引き続き非常に好ましい水準にあるため、中銀が景気刺激を狙い政策金利を構造的金利を下回る水準にとどめることが可能になっていると説明した。

中銀は2018年のインフレ率予想を前回会合時の4.3%から4.4%に引き上げた。8月のインフレ率は18年ぶりの低水準である2.46%だった。

ブラジル経済は今年上半期にプラス成長に回帰。ただ、失業率が高止まりし、多くの企業で生産設備の稼働率が低いことから、物価の伸びは抑制されている。今週発表された中銀調査では、エコノミストは年末までに政策金利が7.25%まで低下すると予想している。

バンコ・パイン(サンパウロ)のエコノミスト、マルコ・カルーソ氏は「中銀は次回会合で75bpの利下げを示唆しているというのが市場の理解だ。その後50bpの利下げ、そして25bpの利下げで最後になる可能性がある」と述べ「少なくとも7%まで金利を引き下げることを示唆することに抵抗はないようで、緩和サイクル終了時には7%を下回る水準まで引き下げる可能性がある」と説明した。

*内容を追加しました。

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