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ロンドン市長が緑の橋建設計画撤回、前任者ジョンソン氏は反発

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/15
ロンドン市長が緑の橋建設計画撤回、前任者ジョンソン氏は反発 © REUTERS ロンドン市長が緑の橋建設計画撤回、前任者ジョンソン氏は反発

[ロンドン 14日 ロイター] - 英ロンドンのサディク・カーン市長は14日、テムズ川に緑に覆われた橋「ガーデン・ブリッジ」を建設する計画を撤回した。これは、前任のボリス・ジョンソン氏が支持したもので、ジョンソン氏は反発を露わにしている。

この事業に対しては、すでに3700万ポンド(約52億9200万円)超の税金が投入されており、カーン市長は採算面への懸念からこれ以上の税金投入を拒否した形。

橋の建設は、緑と静寂のオアシスとして観光名所になることが見込まれて提案されたが、ロンドン市民にほとんど恩恵をもたらさない浪費と批判されていた。

カーン市長の委託で行われた独立の調査では、当初6000万ポンドと見込まれていた総工費は最終的に2億ポンドを超える公算が大きく、採算性に乏しいうえ財源も不透明との結論が出た。

これに対し、保守党に所属するジョンソン氏は、労働党のカーン市長が前任時代への腹いせに計画を撤回したと反発。「労働党はロンドンに対して何のビジョンも野心も持っていない。ガーデン・ブリッジは素晴らしい事業であり、容易に財源が確保できたはずだ」と述べた。

カーン市長は、ジョンソン時代に橋の設計や建設の受注先が決定された経緯が不透明と指摘。ロンドンの納税者に無限大になる可能性のある橋の建設費を負担させるわけにはいかないとしている。

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