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三笠で戦艦大和に乗れる「VR戦艦大和 竣工記念式典」

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2016/10/30
三笠で戦艦大和に乗れる「VR戦艦大和 竣工記念式典」 © ITmedia PC USER 提供 「VR戦艦大和 竣工記念式典」

 戦艦大和を復元する――。

 かの史上最大の戦艦をこの目で見たい一心で、神田技研が実物大の戦艦大和を再現した。どこに作ったかというとVR空間だ。

 このプロジェクトは「戦艦大和VR復元計画」として、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で2014年12月から支援を呼びかけていた。目標金額は100万円のところ、500%を上回る544万円の支援を得、順風満帆な船出となった。

 そしてプロジェクト発足から2年後の2016年12月16日に、「戦艦大和VR復元計画」は「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」向けのコンテンツストア「Oculus Store」で発売する。

 それに先立ち、神田技研は10月29日(土)から11月13日(日)まで、横須賀市記念艦三笠でVR体験イベント「VR戦艦大和 竣工記念式典」を開催している。

 VR上の戦艦大和がどのようなものか、実際に体験してきたのでその様子をお届けしよう。

●三笠で大和を体験する

 イベント会場となる横須賀市記念艦三笠には、東京から横須賀中央駅まで電車で約2時間、駅から三笠がある三笠公園まで徒歩約20分で着く。

 三笠艦内、中甲板から更に階段で降りたところにある部屋が会場となっている。私は11時に着いたが、試遊台として12台ほどデスクトップPCを用意してあるにもかかわらず、すでに室内に順番待ちの列が形成されているほどの人気ぶりだった。

 試遊台のPCはマウスコンピューターが提供している「LITTILEGEAR」と「NEXTGEAR」で、VR HMDはHTCの「VIVE」となっていた。

 映像は約3分間で、広島県の江田島からボートで大和へと向かう。大和に接舷し、乗組員の敬礼を受け、46cm砲の射撃訓練を見学する、という内容だ。

 今回の「竣工記念式典」はユーザーによる操作ができない閲覧型コンテンツだが、それでもまるで自分が本当に大和に乗っているかのようだった。実際に販売する「戦艦大和VR復元計画」では上甲板と中甲板を自由に歩くことができ、重要施設には出入りできるようになるという。

 試遊している人々を見ていると、「本職」の方を発見した。海上自衛隊の航海科に属するという彼は「なかなか面白い体験ができました。広島の大和ミュージアムでも10分の1模型の大和を見ましたが、大和に乗った風景を眺められるというのは貴重な体験です」と取材に応じて語ってくれた。

 開発者の仁志野六八氏は、「元々軍艦が大好きで、VRでなら大和を再現できるのでは、という考えからプロジェクトをスタートしました。内部の資料が少ないことや、鉄の質感の再現に苦労しましたが、無事リリースを迎えることができました。今後の予定としましては、PS VRへの対応や、第2期として2017年にはレイテ沖海戦を実装したいと考えています」と、今後の製作に意欲を燃やしていた。

 「VR戦艦大和 竣工記念式典」は10月29日(土)から11月13日(日)まで、9時〜16時30分、体験料金300円(入艦料金別途)で開催している。12月16日の発売を待てない人は、体験しに行ってみてはいかがだろうか。

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