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世界記憶遺産へ要望書 「語り部の会」会長ら

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 20:12 毎日新聞

 水俣病患者らでつくる熊本県水俣市立水俣病資料館の「語り部の会」の緒方正実会長らは1日、水俣病犠牲者慰霊式に合わせて同市を訪れた石原伸晃環境相や蒲島郁夫県知事と面会し、水俣病関連の資料を収集して国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産への登録を目指す活動を支援するよう求める要望書を手渡した。石原環境相は「どのように進めていけばよいか、県や市と話し合いたい」と述べ、前向きな姿勢を示した。

 収集する資料は▽水俣病関連訴訟の裁判資料▽水俣病発生当時の被害者らが使っていた漁具や生活用具▽個人や団体で所有する写真や映像▽患者らが残したメモ−−など。水俣病公式確認から58年を迎え、散逸が懸念されている。

 緒方会長は石原環境相らに「昨年、世界規模で水銀を規制する水俣条約が採択され、人類が初めて経験した水俣病の教訓を世界の人たちのため、後世のために引き継がなければいけない」と協力を求めた。蒲島知事も「記憶遺産登録は簡単ではないが、その方向はいいと思う」と答えた。【笠井光俊】

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