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世界50ヵ国で使えるSIM不要ローミングスマホは本当に格安だ

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/07/29
時代はDSDV! 4Gの同時待受&データ+通話が可能なスマホが今秋登場っぽい © KADOKAWA CORPORATION 提供 時代はDSDV! 4Gの同時待受&データ+通話が可能なスマホが今秋登場っぽい

 SIMを入れ替えることなく世界中で利用できる「eSIM」や「vSIM」対応のモバイルルーターがここのところ数社から販売されています。  しかし、そんなモバイルルーターよりもっと便利な製品が登場しました。見た目は普通のスマートフォンですが、eSIMを内蔵しており、全世界でSIM無しで使えてしまう端末を中国のMVNO・Snail Mobileが発売しました。 SIM不要スマホを発売した「Snail Mobile」 SIM不要スマホを発売した「Snail Mobile」 中国でも過酷な格安SIM業界から生まれたローミングスマホ  中国のMVNOは2013年から相次いで免許が与えられ、現在は約40社が事業を展開中。しかし、中国移動などMNOが料金を値下げしたことで各社苦戦を強いられています。  そこで、Snail Mobileは国内の格安SIMの販売だけではなく、国外利用をターゲットにしたサービスを次々と開始。そのひとつが2017年5月に発売された「全世界SIM不要ローミングスマホ」なのです。 専用UIで動くAndroidスマートフォン 専用UIで動くAndroidスマートフォン  ルーターとは異なり、画面のメニューをタッチすれば操作できるので使いやすく、また専用UIが搭載されているものの、ベースはAndroidなので使い方も難しくありません。  スマートフォンにはnano SIMスロットを備えており、ここにSIMを入れて一般的な使い方もできます。  SIMが無い場合は、海外へ渡航し、現地の通信回線をつかんだ後に、スマートフォンのメニューから各地域のローミングデータパッケージを選択。モバイルペイメントで料金を支払うと、その時点から現地でデータ通信が利用可能になります。 現地で電波をつかめば、あとは料金プランを選ぶだけ 現地で電波をつかめば、あとは料金プランを選ぶだけ 日本でも使える料金体系! だが、安さには理由があった  気になる料金はエリア別の定額パッケージ。日本を含むアジアが3日30元(約500円)、7日60元(約1000円)。アメリカが15日80元(約1340円)、30日110元(約1840円)。  ほかに、中東が7日100元(約1670円)と15日170元(約2840円)、ヨーロッパが15日60元(約1000円)と30日120元(約2000円)、オーストラリアが7日35元(約590円)と15日60元(約1000円)のパッケージが提供されます。対応する国は合計約50ヵ国で、今後も増えていくとのこと。 主要国家約50ヵ国をカバー。数年内に全世界に対応する予定 主要国家約50ヵ国をカバー。数年内に全世界に対応する予定  もちろん、テザリングをオンにして、モバイルルーターとして利用できます。このスマートフォンさえあれば、どの国に行ってもローミングよりも安い料金でデータ通信できるというわけです。まるで夢のような製品ですね。  ところが、実のところ欠点もあるのです。それはスマートフォンのスペックと対応する通信方式が古いということ。端末性能は2世代以上前のもので、OSがAndroid 4.4、メモリーは4GB、ディスプレーは4型480×800ドットと、かなりのローエンド。しかも、通信方式はW-CDMAとGSMのみ対応で、LTEは非対応なのです。 スペックは2世代以上前のもの。カメラも非搭載という割り切った設計 スペックは2世代以上前のもの。カメラも非搭載という割り切った設計  料金が安いのも、3Gのみ対応だからかもしれませんね。これを日本で使ったら1ヵ月約4000円で使い放題となります。  なお、アジア各国共通料金ということで、日本を含むアジアで使う場合、SIMのキャリアはタイのAISか、香港の中国移動香港あたりになると思われます。両者のアジアローミング料金は安いので、こんな料金が提供できるのでしょう。 中華スマホなのでGoogle Playはなし。各国ではローミングで利用する形になる 中華スマホなのでGoogle Playはなし。各国ではローミングで利用する形になる LTE&ミドルレンジ程度での展開を希望!  2017年6月に上海で開催されたMWC上海2017の同社ブースで担当者に話を聞いたところ、LTE対応の製品も検討はしているとのこと。  同社はすでにLTE対応のeSIMモバイルルーターを開発しており、そちらは年内に販売される予定です。  SIMなしで使えるルーターも便利ですが、やはりLTEの高速通信に対応し、さらに5型ディスプレーにAndroid 6.0あたりを搭載したSIMなしスマートフォンも使ってみたいですね。Snail Mobileの次の製品に期待しましょう。 発売予定のLTEルーター。LTEスマートフォンの投入もお願いしたい 発売予定のLTEルーター。LTEスマートフォンの投入もお願いしたい 山根康宏さんのオフィシャルサイト 山根康宏のモバイルネタ 「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!  長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!  「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう! →ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」を読む ★ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。 →ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

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