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中国北部の平均余命、大気汚染で南部より3.1年短く=米大調査

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/12

[上海 12日 ロイター] - 米シカゴ大学エネルギー政策研究所(EPIC)の研究チームの発表によると、中国北部の住民の平均余命が、石炭を使用した暖房による大気汚染のため、南部に比べ3年以上短いことが分かった。

研究は、国が石炭使用の暖房を多く供給している淮河から北の地域の住民の平均余命が、暖房政策の対象となっていない南部に比べて3.1年短いとし、この違いの主因は長期間大気汚染にさらされていることだと指摘した。

EPICは、154都市について2004─12年の汚染状況と死亡率の統計を解析。その結果、死亡率は完全に、心臓・呼吸器疾患の増加で押し上げられていることが判明したという。

EPICは平均余命の数字を示さなかったが、淮河を境とする南北地域の大気の質に注目した研究は初めてとしている。

EPICのディレクター、マイケル・グリーンストーン氏は「この研究は、長期間、継続的に(大気汚染に)さらされた結果を浮き彫りにすることに寄与した」と述べた。またリポートは、大気汚染による影響を北部と南部で分けることにも成功したとした。

中国北部の平均余命、大気汚染で南部より3.1年短く=米大調査 © REUTERS 中国北部の平均余命、大気汚染で南部より3.1年短く=米大調査

研究によると、長期間さらされる大気汚染物質が1立方メートル当たり10マイクログラム増えると、平均余命が0.6年縮むという。

EPICは、中国が世界保健機関(WHO)の大気の質の基準を守れば平均余命は3.5年伸びる可能性があるとした。

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